「経営力」を身につけるため、何度でも“学び直す”勇気をもつ【執行役員・冬木裕人】

メドピア 冬木裕人

2019.10.7

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メンバー紹介

先月、メドピアの執行役員に就任した冬木。メドピアには2017年に入社し、1年で部長、1年半で事業部長、そして2年数か月で執行役員と、30代半ばながら異例のスピードで昇進を遂げています。

次々と大きな役割と責任を与えられながら、着実にその期待に応えていく冬木。会社が冬木に期待と信頼を寄せるのはなぜか。そして、冬木自身はそれをどう受け止め、どういう考えで仕事に向き合っているのか。

その背景には、いつか経営を担える人材になりたいという想いと、そのためにすべての経験を学びに変え続ける姿勢がありました。

早く経営の視点を身に付けた方がいい。執行役員として与えられた成長機会

メドピア 冬木裕人

冬木 裕人(ふゆき ゆうと)

メドピア株式会社 執行役員 MIS事業部・事業部長

2005年に立教大学法学部卒業後、オムロンヘルスケア株式会社に入社。主に未病領域の一般向け医療機器のセールスや国内マーケティング戦略構築に従事。2014年に株式会社エス・エム・エスに入社し、新卒介護学生向け求人サイトやシングルマザー向けメディアなど複数の新規事業を推進。2017年4月に当社に入社し、製薬企業向けマーケティング部門の事業開発およびセールス担当を経て、2018年10月から医療機関支援事業およびキャリア事業を管轄。2019年9月に当社執行役員に就任。

ーーまずは、冬木さんが現在執行されている事業について教えていただけますか?

冬木 裕人(以下、冬木):昨年秋から事業部長として、MIS事業部を担当しています。MISは正直ちょっと分かりにくいんですけど…、Medical Institution Supportの略で、主に医療機関支援を行う事業を推進しています。

具体的に今推進しているのは、医師と医療機関をマッチングするキャリア事業、医師の開業支援事業、薬剤師をサポートする調剤支援事業の3つです。3つのグループに分かれていて、メンバーは13人います。

ーー9月には執行役員になりましたが、変わったことはありますか?

冬木:分かりやすい変化は、経営会議に出るようになったことですね。でも、これが僕自身にとっては非常にありがたい機会でした。

林(COO)からは前々から、僕に欠けているのは経営的な視点だと常々言われていました。だから「早く経営会議の場に出て、色んな視点から喧々諤々と議論する場面を経験しろ」と。なので、林から人事で告げられたのは、「9月から執行役員にするから、経営会議も入ってもらうよ」という一言だけだったんですけど、必要な成長の場を用意していただいたと思ってありがたく思いました。

ーーメドピアに入社後、すごく短期間で昇進し続けていますが、どういうキャリアイメージを持って入社したんでしょうか?

冬木:メドピアでやりたかったことは元々2つありました。1つは「0→1でサービスを創りたい」ということ。それまで触れたことのなかった製薬の領域で、製薬企業のマーケティングの在り方を変えるようなソリューションを生み出したいと思っていました。

もう1つは「組織運営」です。前職でも一定の経験はありましたが、組織設計から組織を大きくする過程も含め、成長過程のメドピアで学べたらいいなと。

昇進しておめでとうと言っていただきますが、役職をもらって組織を任せてもらうことは、僕にとってはあくまでも手段です。1人ではできない事業規模が絶対にあります。何か成し遂げたい大きな事業があるときにチームが必要になりますし、チームをつくるからには自分の責任で動かしたいと思っているので。

ーーより大きなことを成し得るチャンスをもらった感覚なんですね。

冬木:そうですね。メドピアは、意欲と素地がある人には早めにポジション(役職)を与えてしまって、それに見合った能力はその後キャッチアップしてもらえればいいというスタンスですよね。

僕自身、経営するためにまだまだ足りない部分も多いので、今回の機会はしっかり活かして経営者に必要な視点や判断力を身に付けたいと思っています。

やるしかない状況に追い込まれたら、人はなんとかできる

メドピア 冬木裕人

ーーここからは、冬木さんがこれまでどんなキャリアを歩んでこられたのか教えていただきたいです。まずメドピアに入社する前は、どんな仕事をしてきたのでしょうか?

冬木:大学卒業後は、オムロンヘルスケアに入社しました。ちょうどオムロンから分社化するタイミングで、平均年齢も30代と親会社よりずいぶん若く、ベンチャー精神をもってやっていこうとしていて面白そうだったんです。

血圧計や体重体組成計などを売っている医療機器メーカーでしたが、6年くらい家電量販店やドラッグストア向けの営業を担った後、営業戦略部に異動してマーケティングを担当しました。

その頃に、Fitbit等、ウェアラブルで身体の数値を測定してアプリで管理できる商品が世の中に出てきて、ヘルスケアが変わってきたんですね。ただ数値を測定するだけでは価値が無くなってきて、測定した値を活用してアプリなどのWEBサービスを使ってどのようにユーザーに見せるかが、ヘルスケアを継続させるうえで重要になってきていました。

ーーその変化が2社目への転職のきっかけだったのでしょうか?

冬木:モノを売るだけの時代ではなくなってきたと思い、WEBの世界を学ぶために、WEBサービスで事業を1から立ち上げられる会社に入ろうと転職しました。

入社したエス・エム・エスは、ヘルスケア×ITの先駆けのような企業で、当時200の新規事業を立ち上げると謳っていたんです。それで、未経験の自分でも事業づくりに携われそうだなと思って興味を持ちました。

ーー実際転職してみてどうでしたか?

冬木:入社後はまず、介護業界に特化した就職支援サービスの事業に携わりました。WEBの求人サイトと就職説明会を運営していたのですが、それまでモノをつくっていくらで売るということしかやってこなかったので、学生を集客して介護施設とマッチングしてマネタイズするというビジネスモデルが、始めはさっぱり分からなかったです。

入社直後に担当した介護業界の学生向け就職説明会では、出展社は複数決まっていて、あとは学生を集客するだけというところで引き継いだんです。でも、そもそも「集客」という概念すら分かっていなかったですし、介護業界を希望する学生も少なくて。結果、全然学生を集められず、複数社すべてのブースにお詫びして回ったのが最初の1ヶ月でした。

ーー想像するだけで辛いです…。どうやって乗り越えたんですか?

冬木:あのときは死んだと思いました。でもその大失敗があったから、翌年の開催に向けては、集客の戦略からサービス設計、営業も全部自分で考えてやって、なんとか成功させられたんですね。

自分でやらなきゃいけない環境に身を置いたら、人間どうにかやれるんだなと思いました。僕みたいに経験のない人間でも、多少のリスクをとってもアサインする会社だったので、アサインされた側は死ぬ気でキャッチアップするんですよね。

それで何とかやっていたらあっという間に1年が経ち、気づいたら新規事業をまとめる部門の責任者を任せていただけるようになっていました。1事業を1会社みたいに扱い、PLの責任も任せる会社だったので、採用も自分で決められるし、売上の立て方も自由に設計できました。いくつか選択肢がある中で、何が最良かを考えるという経験は大きな糧になりました。

自分がいつも正しいわけじゃない。学び続ける姿勢で見据えるのは経営者への道

メドピア 冬木裕人

ーー前職でも充実していたように思いますが、なぜメドピアに転職したんですか?

冬木:COOの林に会ったのがきっかけです。前職を辞める気はなかったのですが、たまたま林の名前でスカウトが届いて、メドピアのことも知りたかったので会ってみることにして。

林はまだメドピアに参画して半年くらいの頃だったんですが、「メドピアはポジショニングもよくてポテンシャルがあるのに、活かしきれていない」、「だから成長に向けてこれから大きく変えていかないといけなくて、一緒にやる仲間を探している」ということを言われました。

並々ならぬ強い想いを感じましたし、改めてゼロから事業や組織をつくっていこうとしているステージはいいなと思いました。組織づくりも含めて多くのことを学ぶチャンスだなと。

ーーメドピアに入社してからは、最初にどんな仕事を経験されましたか?

冬木:入社当初は、2つのグループを兼務していて、製薬企業向けの営業をしながら、製薬企業向けのソリューションサービスを企画していました。このときの営業で製薬企業の方たちと対話できたことが、とても良い経験でしたね。それまでもヘルスケア業界に身を置いてはいましたが、製薬のように「医療ど真ん中」の事業は未経験だったので勉強になりました。

少し苦労したのは、コンサル的なクライアントとの向き合い方です。前職は2社とも具体的な商品があったので、それが無い中で、クライアントの課題を汲み取り、解決するためのソリューションをゼロから考えるのは初めてでした。それを実行するための工数に対して対価をいただくというのも。提案の仕方から資料の作り方まで、林やコンサル出身の上司に相当突っ込まれて鍛えられましたね。

その後、製薬企業向けのソリューションサービス企画のグループのマネージャーをやってから、今の事業部の前身にあたる部門の部長になった感じです。

ーー前職も含めて、そういった未経験のことを一つ一つ着実に吸収して乗り越えながら、成果を残してきている印象です。仕事において、大事にしていることはありますか?

冬木:どの領域においても「自分が正しいわけではないかもしれない」という姿勢をもち続けることです。これは、色々経験を積んできたからこそ、改めて今大事にしたいと思っています。

例えばうちの事業部内の話だと、当然事業部長である自分の意見が通りやすい傾向がある。でも、メンバーが健全に批判したり疑問を投げかけてくれることはありがたいし、もらった意見を頭ごなしに否定したりせずに、そこから学ぶ姿勢であり続けようと思ってます。

ただでさえIT業界って環境変化が激しいじゃないですか。若者の方がSNSに詳しいのと同じで、学ぶ姿勢がないと陳腐化するなと思うんですよね。

ーー今後の目標について教えて下さい。

冬木:個人としては、会社経営ができるくらいになりたいと思っています。今はまだ執行している範囲もそんなに大きくないですし、役員の意見をもらいながら健全に運営できていますが、今後もっと責任範囲が大きくなったときに、今の自分ではまだ必要なスキルが足りない。執行役員としてそこを学ぶ機会をいただけたと思っているので、いち経営者としてのスキルを上げたいです。

担当している事業部としては、メンバー全員が自走するチームにしたい。新規事業ばかりの部門でもあるので、正解がわからない中でも、意思決定するための材料を探して意思をもって選択し、実行したら振り返って。そういう行動を全員がとれる集団でありたいですね。

ーー冬木さんのように事業を創りたくてメドピアに興味をもってくださった方に、何か伝えられることはありますか?

冬木:事業をやったことがあるという人よりも、事業をやっていくことの大変さを理解している人の方がいいなと思います。例え活かせそうな経験やスキルがあっても、それが通用しない場面は必ずすぐに出てきます。そういうときに、失敗するかもしれない中でも全然恐れずにやっていける人に来ていただきたい。

先にお話ししたとおり、メドピアでは、能力からは背伸びしたポジションを与えてもらうことが多くあるので、そこで成長して成果を残せる人は、そういうマインドの人かなと思います。

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