メドピアの急激な事業拡大を支えるインフラ――目指すのは、エンジニアを怠惰にする世界【SRE・田中賢三】

メドピア 田中賢三

2019.7.9

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つい3年前までは、「MedPeer」のドクタープラットフォームだけだったメドピアの事業も、今や「first call」「DietPlus」などコンシューマー向けのヘルスケアサービスや、「ヤクメド」「kakari」などの薬局・薬剤師向けのサービスと、事業領域が急拡大しています。

毎日どこかで新規サービスが開発されているこの環境を大きく支えているのが、メドピアのインフラエンジニアたち。

どんな人が、どんな風にメドピアのインフラを構築しているのか。全社MVPも受賞したSRE(サイト・リライアビリティ・エンジニア)の田中賢三のストーリーを通じて、ご紹介します。

音楽からゲーム、そして医療へ。最後に折り紙がつないだメドピアへの道

元々は、大学を卒業してから6年間、音楽活動をしていました。朝晩じゃがりこを食べて生活するような感じで、収入もほとんどはアルバイトです。

そんな時にたまたまゲーム音楽を作る仕事があり、ゲームも作ってみたいと思って自分で簡単なシューティングゲームを作ってみたことがありました。これが、エンジニアの面白さに目覚めて、エンジニアになろうと決めたきっかけです。

メドピア 田中賢三

田中 賢三(たなか けんぞう)

CTO室 SRE(サイト・リライアビリティ・エンジニア)

2017年4月にメドピアに入社し、CTO室でSREとして従事。

その後は、数社でWebアプリやiOS/Androidのアプリ開発から始まり、ミドルウェアの管理や監視体制の構築、デプロイフローの整備をしたりしていました。転機になったのは、母が突然病気にかかったことでした。母は田舎暮らしなので病院も遠く、通院するのがとても大変です。そんな姿を見ていて、人の生死に関わる医療のそういった不便さを解決できるような仕事をしたいと思い、それができる場所を探すようになりました。

そこで出会ったのがメドピアです。特に、メドピアが提供している「first call」は、遠隔地からもオンラインで医師に医療の相談ができるサービスで、自分の親や同じ境遇にある人を助けられるのではないかと、そのサービスの未来に運命的なものを感じました。

COOの林との面接も印象的でした。僕は履歴書に特技として「折り紙」と書いているのですが、それを見た林がその場で「折ってみて」と言ったのです。面接中にそんなことを言われたのは初めてでしたが、言われるがまま、林が医療業界の現状について話すのを真剣に聞きながら、手元ではカンガルーを折るという時間を過ごしました。

結果的に、そこで折り紙をしながら聞いた林の話で、医療業界の現状からメドピアが事業で果たすべきことが理解でき、その意義に非常に惹かれたことが、メドピアへの入社を後押ししました。尚、そのときの甲斐あってか、今では手元を見ずに折り紙を折れるようになりました。


面接のときに折ったカンガルー

事業拡大を支えるために行った、インフラのリプレイス

メドピアにSREとして入社してから行った一つ目の大きな仕事は、インフラのリプレイスです。背景にはいくつか問題があったのですが、まず、「イシコメ」とう医師の声でつくるヘルスケアメディアが、当時Googleの医療情報における検索アルゴリズム更新の影響を受け、トラフィックが増えて度々アクセス過多になっていました。そのためスケーリングを前提としたインフラ構築が急務となりました。

また、他にも既存のプロジェクトで、「デプロイを手動で行っているため、ミスが起こりやすいし手間がかかる」「機能毎に検証できる環境が欲しい」などの声が、エンジニアから度々あがっていました。今後、新規事業の開発がどんどん進んでいくことも考えて、インフラの大々的なリプレイスを行うことになりました。

大まかにやったことは、まずデプロイについては、特定ブランチをpushした際に自動的にテストし、テストをパスしたらデプロイされる、という仕組みにしました。さらにデプロイの開始や成功・失敗時にはSlackで通知することで、それまでのコマンド入力によるデプロイに比べて、運用コストを大きく削減できました。

機能毎の検証環境については、それまでは検証するたびに試験環境を間借りもしくは構築していたため、誰か他の人が使っているときに気づかず変更してしまった、ということもありました。そこで、開発者がGitにpushするだけで検証環境の構築ができるようにしたり、ディレクターと開発者が実際に機能を動作させて検証できるようにもしたことで、仕様の認識齟齬も無くすことができるようになりました。

これらを一気に解決できたのがAWS ECSなのですが、詳しくは開発ブログにまとめているのでよければご覧ください。ちなみに「イシコメ」では、これに加えてボトルネックを検知し、ロジック改修を行ってパフォーマンスを改善しました。今では、このインフラストラクチャが新規サービスで採用されるようになっています。

エンジニアの要望にどんどん応えて、エンジニアを“怠惰”にするシステムを

この取り組みが評価され、全社でのMVPをいただくこともできました。その時に、三食じゃがりこ生活では考えられないほど高価なコース料理を食べさせてもらい、テレビでしか見たことなかった溶ける肉を初めて食べたことはいい思い出です。

メドピアに入社して2年が経ちますが、メドピアのSREは今、数名のチームとなりました。メンバーはみんな知識も経験も豊富な上に、常に新しい技術をキャッチアップしていて刺激をたくさん受けます。そしてそれ以上に、誰かの提案に対して誠実な姿勢で議論し合えるチームであることが、とても安心できます。

会社としては、事業拡大中で新規事業がたくさん出てくるため、ゼロベースでインフラ構築を試せるチャンスがあります。これは、過去の負債に対しての解決の糸口を見つけるためにも重要で、ここから別のプロジェクトの改善に繋がることも多くあります。それよりなにより、やっぱり新規事業って楽しいですね。

これまでに構築してきたインフラも、やがて当たり前になって、エンジニアから「何でこの機能ないの?」という声がまたあがってくるでしょう。そんな声がもっとあがってくるように、さらにみんなを怠惰(ラク)にできるシステムを作っていけるように、精進したいと思います。

メドピアでは「エンジニア」を積極募集中です!

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