私が、会社という法人を通じて成し遂げたいこと、それは、「民間からの医療改革」です。

Next Doctorsのビジネスのカテゴリとしては、コミュニティ・ビジネス、ということになるし、2年間運営してきた医局＠人事は情報提供サービス(人材紹介業じゃないんですよ！)なわけですが、これらは僕の実現したいことではなく、手段なわけです。

最近の患者意識の向上に伴って、医療はサービスなのだから医療従事者はもっとサービス意識を持て！などと、私たち医療従事者と患者さんとの立場が非常に厳しいものになってきています。

しかし、本当に医師を中心とする医療従事者と患者とは対立すべき存在なのでしょうか？僕にとっては、医療従事者も患者も、医療システムの下に隷属する犠牲者でしかないように思えます。

つまり
×医療従事者→患者
○医療システム→医療従事者・患者
なのではないか？と思うのです。

患者側から様々な意見が出て、医療が変わるのはもちろん好ましいことです。しかし、現状では医療従事者にしわ寄せが行くばかりで、医療従事者がどんな状況で医療を提供しているのか、一般の皆様はわかってくれているのでしょうか？？？

たまにテレビで特集される超人的な医師、一般社会がそうであるように医師の世界でもそういう人は稀なのです。そこを補完する存在がシステムであるべきですが、現在の日本の医療システムはとてもベストとは言えない、というのが多くの医師の見解でしょう。

在野に埋もれている医療従事者側の意見を、もっと世の中に聞こえるようにしたい、そのためにはまずは自分の身の回り(医師)の声を共有し、その次に医療従事者の声を集め、それらを一般の人々に聞いてもらうことで、最終的には医療システム側に意見が反映されるのではないか？一昔前であれば夢物語ですが、現在は個々の意見を集約する優れた仕組みがあります。

つまり

×医療システム→医療従事者・患者
○医療システム←医療従事者・患者

この流れを支えたい、そのためのツールがNext Doctorsなのです。

将来的にこのツールを使って、群集の真意に最も近い人が意見を集約していくようなことが起きてくるかもしれませんね。

Next Doctors
http://next-doctors.com/
本日18時、Launchです！