4000人突破して考えること
2008.07.01
カテゴリー:Next Doctors関係
おかげ様でNext Doctorsの医師会員は4000名を突破しました。
まだまだ医師の人口の1.5%程度であり、医師の声を代表しているとは言えませんが、一応計画の下限には到達しているので少し安心しています。
おそらくここから少し横ばいになり、9月には第一目標としている5000名に到達できると考えております。
ここで、少し考えてみました。私たちが目指しているのは、「医師会員○○万人!!!」という「数字」のお話ではありません。現在の4000人にしても、一人一人の医師にはそれぞれから見た「Next Doctors像」があり、思い入れの深い方もいらっしゃれば、なんとなく、という方もいらっしゃるわけで、それはある意味健全だと思うのです。
そして、現段階で少し誇れるのは、今まで掲示板内が炎上したことがない、ということだと思います。
もちろん、事務局側で議論がエスカレートしないよう注意を払っている側面もありますが、ほぼ自浄的に「品の良い」助け合いの場が作られてきています。お互いがプロとして、過度に掲示板内の意見に頼りすぎることもなく、過度に否定しすぎることもなく、という絶妙のバランスが保てている印象です。ネットは便利ですが、リアルな医療の世界を置き換えるものにはなりません。その辺は、さすが医者、と自画自賛。。。
考えてみるとこの4000名の8割位の医師には自分が直接お会いしているわけで、そう考えるとすごい数の医師たちに会ってきたな、と思います。そして、もちろん温度差があるのは承知していますが、一人一人とできる限りお話をして、できる限りNext Doctorsの理念を理解して頂いて入っていただいています。時間がない中で説明しているので、仮に入会の時点では深く理解できなくても、一人一人の会員にとって、だんだんと「居心地の良い場所」になってくれれば良いと思っています。
今までにもこの規模のメーリングリスト、コミュニティはあったと聞いています。そしてほとんどのweb上のコミュニティは成長が止まり、様々な事情で管理が難しくなり、運営が困難になっていったのだと思います。
さて、Next Doctorsの未来は???
ここからが私たちの真価が問われるところです。
KEYは、「事業化」。つまり、仮に私がいなくなっても自動で回る仕組み、自動で便利なものが提供されていく仕組み、「人・もの・カネ」が回るように「事業化」し、医師にとってのインフラとなること。
将来Next Doctorsを基盤に、医療界に様々な変化・改善が起きることを夢見ています。
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