目標を他人に語ることで意志が「拡散」する。
2009.08.19
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最近、村上龍氏の「無趣味のすすめ」を読んでいます。

下記はコラムからの抜粋です。

夢と目標

目標はあったほうがいいという程度のものではなく、本当は水や空気と同じで、それがなければ生きていけない。

目標は達成されるべきもので、語られるものではない。達成のための努力を続けている人は、他人に自分の目標について語るような時間的余裕はない。未だに達成されていない目標は、他人に語ることで意志が「拡散」する。目標は自らの中に封印されいなければならない。だから、目標を持つことは基本的に憂鬱なことなのである。

この一節、すごく沁み入りました。

私は、事業を維持・拡大していく上で、日々、小さな目標があり、また将来の大きな目標を持っています。

その目標の中には、経営陣で共有しているもの、社内で共有しているもの、Next Doctors会員と共有したいもの、と共有の対象が同心円に広がっていくわけですが、中心には自分ひとりの円があるわけです。

村上氏は作家ですから、チームプレーではなく、おそらく彼の円は一つで、その外には無限の世界が広がっていることでしょう。私たち企業経営者の場合は、【目標を他人に語ることで意志が「拡散」する】の、「他人」が目標によって異なるのだと思います。

目標を共有できる相手が見つかるまで、他人にも何段階かあり、それぞれと目標を共有する方法がわかるまでは、自分ひとりの円の中に溜まっている目標が多くて憂鬱でした。

今は、それぞれの目標を、意志が拡散しないように、少しずつ同心円の外に移動する事ができてきつつある実感があります。

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