2022.06.06
クラウド型健康管理サービス「first call」、「オンライン医療相談」の従業員アカウント数が100万人を突破
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である株式会社Mediplat(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下当社)は、クラウド型健康管理サービス「first call」が展開する「オンライン医療相談」の従業員アカウント数が100万人を突破したのでお知らせいたします。
2019年4月に施行された「働き方改革」関連法案をはじめに、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響に伴う、在宅勤務の導入など、働き方は大きく変化し常態化しつつあります。さらに、近年、「人的資本の情報開示」に関する議論が活発化するなど、企業が従業員の状態を適切に把握するとともに、必要な措置を講じることが求められています。
当社はそういった多くの企業の課題を解決すべく、2017年より企業の従業員向けに「オンライン医療相談」機能を提供してまいりました。この「オンライン医療相談」機能により、従業員がチャット機能などを通して医師にいつでもご自身やご家族などの状況について相談可能となり、企業の人事や産業医だけではカバーしきれていない健康不安の早期解消や適切な受診勧奨などを推進してまいりました。
これらが、企業による非正社員を含む従業員に対する健康配慮や大手企業による産業保健業務の見直しニーズを捉え、2022年3月末の事業所契約件数が前年対比1.5倍増の1,004件となるとともに、「オンライン医療相談」従業員アカウント数は100万人を突破するなど、導入企業内での利用がさらに拡大しております。
今後も、当社は人事労務担当者の産業保健業務の効率化を図る機能・サービスを拡充するとともに、企業における産業保健活動のDXを牽引し、規模に関わらず多くの企業の健康経営に向けた産業保健の取り組みをより強力にサポートしてまいります。
参考:直近の「オンライン医療相談」内容の概要(2022年4月)
「first call」の「オンライン医療相談」は、日常生活における自身と家族の体調の不安や悩みについて、チャットとテレビ電話でいつでもどこからでも医師に相談いただけるサービスです。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目について匿名で相談ができる“相談のしやすさ”や、専門医から実名で回答をもらえるという“信頼性”がユーザーに支持され、利用者数の伸長につながっています。
以下、2022年4月に寄せられた相談内容の一部をご紹介いたします。
●相談者の属性・相談科目別分布
相談者の性別を見ると、男性が約4割/女性が約6割を占めています。
年代別では、幅広い年代に使われていますが、40~50代の中年層の相談比率が半数を占め、比較的高い年齢層からの相談が多い傾向にあります。
科目別では、内科、整形外科、皮膚科、精神科の相談割合が多く、全体の約半数を占めています。
●診療科目ごとの相談事例(※相談内容は一部編集)
【内科】
・一型糖尿病を患っているのですが、 最近朝起きると、両手の第二関節が痛く指先は冷たく、手を握るのが痛い状態です。 酷い日は痛くて握れません。 日中過ごしていくと少しずつ回復していくのですが、この症状は一型糖尿と関係があるのでしょうか?受診すべきか迷っています。(40代男性)
・家族が昨日から吐き気が止まらない状態が続いています。 一時的に治まるときもあれば急に吐き気に襲われる時もあり、生活に支障をきたしています。 ストレスや、寝不足などは関係ありますか? 吐き気が起こりやすい要因や、その際の対処法があれば教えていただきたいです。(20代女性)
・以前にコロナにかかり、退院後も微熱が続いています。入院後1週間で退院しましたが、37.2 37.3℃が続いています。このまま経過観察しても大丈夫でしょうか?(60代女性)
・3日前から胃がキリキリと痛みます。3回目のコロナワクチンを接種した日と同日です。朝に強く痛むことが多く、下痢はしておらず、げっぷがよく出ます。副反応の症例で腹痛もあるらしいので様子を見ていましたが、痛みが続いているので何か別の病気かと不安になり、受診前に相談しました。(30代男性)
【整形外科】
・2〜3週間前から左手の小指に痺れるような感覚があります。 度合いとしてはほんの少し違和感を感じる程度で私生活に支障は全くないレベルです。 しばらく放置していましたが流石に症状が続く期間が長い気がしています。 思い当たる原因としては、デスクワークでパソコンを使用するときに、小指球を長時間圧迫してしまっていることです。(20代男性)
・コロナで太ってきたので運動をしようと思い、動画を見ながらエクササイズを始めたのですが、それ以降腰が痛くなってしまいました。始めの頃は筋肉痛でしたが、筋肉痛は引いても腰の痛さが引きません。 痛みが引くまでは様子を見た方が良いのか判断に迷っています。(30代女性)
・1か月ほど前、コロナで10日間入院しましたが、退院してから後遺症に苦しんでいます。中でも腰痛がひどく立っても座っても寝ても痛みが軽減しません。市販薬でできる対応や、その他薬以外でもおすすめの対応があったら教えてください。(50代女性)
【皮膚科】
・昨日左足首に違和感がありました。その時は特に痛みやかゆみはなかったのですが、今朝起きてから大きく赤く腫れ、じっとしていても痛み・かゆみが続いています。現在妊娠中なので、塗り薬を塗るのもためらっているのですが、対処法を教えてください。(30代女性)
・コロナ禍でアルコール消毒をする機会が多いためか、手の指、特に指先の荒れ方が酷く、ひび割れも起こしています。爪が縦に割れることもあります。薬を塗っていますが治りません。皮膚科を受診した方が良いですか?(60代男性)
・3回目のワクチン接種をした翌々日の夜に、突然、蕁麻疹のようなものが上半身を中心に出てしまい、とてもかゆいと家族が言っています。 1回目・2回目接種後も同様の症状が出たようです。 何か良い対処法はありますでしょうか。(30代女性)
【精神科】
・仕事のストレスで、2か月ほどうつ症状が続いています。動悸、めまい、頭重感などが1日に何度か起こります。寝付きも悪く、近頃は早朝に目覚めることがあります。しかし、時には体調も良く明るい気分の日もあります。できればすぐにでも休養したいですが、市販薬を服用してなんとか踏ん張っている状況です。長期の服用は良くないと思うので、その危険性について知りたいです。(40代女性)
・ここ2週間ほど、胸がざわざわするような感覚や体のだるさがあり、デスクワークによる眼精疲労からか、頭痛や耳鳴り、喉が締まっているような感覚もあり息苦しい時もあります。なるべく深呼吸して落ち着こうとするのですが効果は長くは続きません。元のメンタルまで戻したく、どうすべきか相談させてください。(20代女性)
参考:「first call」の法人向けサービス概要
「first call」は、「オンライン産業医面談」、「健診管理サービス」、「オンライン医療相談」、「ストレスチェック」、など、企業の産業保健業務をサポートするオンラインサービスを提供しています。従業員のメンタルヘルス対策や健康管理をワンストップでサポートすると同時に、オンライン化と管理システムにより企業経営者や人事労務担当者の業務負担を軽減しております。2016年のサービス開始以降、ITを活用したサービスとして、多くのナレッジを蓄積してまいりました。
<「first call」に関するお問い合わせ>
お申込みのご希望や、ご不明な点などがございましたら、以下からお問い合わせください。
contact@mediplat.jp
【メドピア株式会社の概要】
会社名: メドピア株式会社
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
設 立: 2004年12月
代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL: https://medpeer.co.jp
【株式会社Mediplatの概要】
会社名:株式会社Mediplat(メドピア株式会社子会社)
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
設 立:2015年11月
代表者:代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容:クラウド型健康管理サービス「first call」の運営、ライフログプラットフォーム事業
URL:https://service.firstcall.md/service/about