2023.09.01
千葉県こども病院にて9月1日より運用開始、医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」 処方箋の事前送信で減らせる「待ち時間負担」で患者さまをサポート
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である株式会社やくばと(東京都中央区、代表取締役 後藤 直樹、以下やくばと)が提供する医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」は、千葉県こども病院にて2023年9月1日(金)より運用開始いたしました。
■「やくばと」導入の背景
千葉県こども病院は、千葉県内の小児医療の2次、3次医療を担う医療機関です。1988年に千葉県内のほかの病院では対応困難な特殊な医療が必要な子どもを対象とする複数圏域対応型の小児専門病院として開院しました。その後、より重度な小児疾患への対応ができるよう、小児ICU、NICUを設置するなど継続して小児診療体制の強化を図り、2011年には新生児・未熟児の対応を産科と連携して行えるよう周産期病棟を整備しました。さらに、2004年からは地域医療支援病院として地域における医療の機能や役割を分担し、地域の小児医療水準の向上に努めています。
千葉県こども病院では従前より、来院される患者さまの受診行動全体での「待ち時間」を課題にしていました。今回、院外薬局内での待ち時間削減や密の回避を通し、患者さまの受診行動全体での負担軽減に繋がることを評価され、「やくばと」の導入を決定いただきました。
「やくばと」は、国が薦める医療DXの動向も見据えながら、機能進化を続けると共に、導入医療機関・薬局数の拡大を通して薬局予約プラットフォームとしての更なる利便性向上に取り組んで参ります。
■「やくばと」の概要
「やくばと」は、薬局での待ち時間削減やかかりつけ化を推進する、処方箋画像事前送信による医療機関起点の薬局予約サービスです。導入医療機関内で患者さまに「やくばと」の案内がされ、患者さまはご自身のスマートフォンを用いて薬局を選択し処方箋画像事前送信を行います。スマートフォンを用いることで、場所を取らない他、SMSによる出来上がり通知を受け取ることができ、従来から設置されている処方箋FAXコーナーが果たしていた機能を、より簡便に使いやすい形で提供します。医療機関を起点にした処方箋画像事前送信サービスとして2022年7月にリリースして以降、導入医療機関数、さらに、導入薬局数も増やしています。
【メドピア株式会社の概要】https://medpeer.co.jp
会社名: メドピア株式会社(代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士))
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
【株式会社やくばとの概要】https://yakubato.jp/
会社名: 株式会社やくばと(メドピア100%子会社)
所在地: 東京都中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア9階代表取締役 後藤 直樹)
事業内容:医療機関のデジタルトランスフォーメーションの支援