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2020.01.17
医師の臨床に関する疑問を解決に導くサービス『症例相談』の公開質問数が累計1万件を突破!

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)が運営する医師12万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」のコンテンツである『症例相談(Meet the Experts)』において、医師会員から寄せられた質問のうち、公開質問数が累計1万件を突破いたしました。

症例相談

『症例相談』は、MedPeer医師会員の疾患に関する質問に対し、エキスパート医師が臨床現場で得た経験を回答として共有することにより、診療の質的向上を支援することを目的として2011年3月に運営を開始いたしました。現在、症例相談が可能な疾患や領域数は70、登録しているエキスパートは500名強にのぼり、様々な症例に関する医師のナレッジが集積した貴重なデータベースとなっています。
『症例相談』では、多くの質問が寄せられ、日々医師会員とエキスパートとの活発なやり取りが展開されています。専門・非専門を問わずエキスパートへ直接相談ができるだけでなく、臨床の第一線を走るエキスパートの回答を全会員が閲覧できるため、最新の医療動向をキャッチアップする場としても活用されています。

 MedPeer医師会員521名へのアンケート(以下「参考」を参照)によると、約8割の医師が直近2~3年で症例に対する処置の情報収集や相談方法、その目的が「変わってきている」と評価しています。また、必要な情報をネット上で短時間で手軽に探せるようになったことに関する言及が多く、オンライン上での情報収集を活用するとともに、その有用性を実感する医師が多いことが分かりました。

「MedPeer」は今後も、「Supporting Doctors, Helping Patients.」の理念のもと、臨床経験の共有をはじめとする医師による集合知の拡大やそのナレッジを活用し、医師がより良い診療を行えるよう支援いたします。その結果として、より多くの患者さんが救われる世界が実現されることを、私たちは目指してまいります。

症例相談(Meet the Experts)について

『症例相談(Meet the Experts)』は、MedPeer医師会員の疾患に関する質問に対し、その疾患の第一線で活躍するエキスパートが臨床経験を元に回答するサービスです。エキスパートからは、それぞれの患者さんに合った治療方針の提案や、最新の医療情報など日々の臨床に直結する有益な情報を享受でき、特定の疾患領域で診断や治療に悩む医師でも、ネット上で効率よく自身の知識を補完できます。
エキスパートには学会や各種メディアに登壇する医師も多数在籍しており、豊富な知見から医師会員の臨床の疑問を解決へ導きます。

参考:症例相談(Meet the Experts)を利用している医師へのアンケート結果

●1 症例相談を利用した結果、処置の変更(新規採用を含む)を検討したことがあるか?

医師会員アンケート

●2 症例相談を利用して役に立った経験について
・専門は消化器外科ですが皮膚科領域の疾患を見ることがあり、症例について相談させていただき、新たな知見、治療の術を教えていただき、完治することができた。(30代、勤務医、一般外科)
・潰瘍性大腸炎の治療について質問し、手術を含め、生物学的製剤の使用、治療成績など教えていただきました。結果、患者にきちんと説明でき、治療に前向きに取り組んでいただいています。(50代、勤務医、一般内科)
・見たことがない疾患が鑑別疾患※に挙がるようになった。普段経験できない疾患の病歴と専門医からのアドバイスを辿る経験ができることは貴重だと思います。(40代、勤務医、小児科)
・薬物選択に悩んでいた時、エキスパートの先生からご意見を頂き、その薬剤に変更したところ、一定の改善がみられた。(40代、勤務医、精神科)
・治療の選択肢が2つあるようなケースで、個々の症例のどこに着目するか、専門家によって意見が異なるところも参考になった。(30代、勤務医、代謝・内分泌科)
・自身の不確かな知識、古い知識を最新の知見に置き換えることができ、とても勉強になっております。(40代、勤務医、循環器内科)
・エキスパートが提示している文献などに当たることで、次に同様の患者がきた時には万全の態勢で臨める自信がついた。(40代、勤務医、一般内科)

※対象となる疾患と症状が似ているため、注意深く診察して区別しなければならない疾患のこと。

●3 ここ2~3年で症例に対する処置の情報収集/相談方法や目的が変わってきていると感じるか?

症例相談

●4 具体的な変化の内容について
・以前は医学雑誌や学会誌、学会での情報収集が主であったが、現在はネットでの情報収集が主となった。(50代、勤務医、消化器内科)
・よりオンラインでの情報収集、相談案件が増加したこと。手術の際の注意点などが容易に可視化出来るようになりました。(40代、勤務医、脳神経外科)
・専門家に聞きやすくなった。全体の医療レベルの底上げになると思う。(50代、勤務医、小児科)
・情報を短時間で簡単に探せるので、外来の診療の際にもすぐにその場で探せる。(40代、勤務医、一般内科)
・自分の周囲では相談することのできない情報が閲覧できるようになって便利である。疑問が生じたその場で知識を得ることができる。(50代、勤務医、消化器内科)
・医療情報サイトにより最新の知識がすぐに手に入るようになった。また全国でコンセンサスが得られている方針を知ることができるようになった。(30代、勤務医、消化器内科)
・誰でもインターネットで情報を得られる時代なので、不確かなことを言わないよう、以前よりも勉強や情報収集が必須だと感じている。(30代、勤務医、救急医療科)
・情報収集はしやすくなったと思いますが、真偽についてよく検討、判断しなくてはいけない場面が増えたのではないかと思います。(30代、勤務医、小児科)

●5 前述の変化を踏まえ、MedPeerの症例相談の重要度や有用性(お役立ち度)は増加していると考えるか?

症例相談

※参考の調査は、症例相談(Meet the Experts)の利用経験のある「MedPeer」会員医師(20~90代)を対象に、2019年11月27日~28日に実施した調査結果です。

【メドピア株式会社について】
「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営し、医師の臨床やキャリアを支援。2019年からは薬局・薬剤師向けの支援サービスも提供を開始。グループ全体では、法人向け産業保健支援サービス「first call」や、管理栄養士による食生活コーチングサービス「ダイエットプラス」、特定保健指導など、専門家ネットワークを活かした各種ヘルスケアサービスを展開している。
参照URL:https://medpeer.co.jp/

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