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2021.01.29
かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」との連携を今春より開始
オンライン診療・服薬指導の機能連携をはじめ、 クリニックと薬局の連携機能を今春より順次リリース

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長CEO:石見 陽、以下当社)と日医工株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:田村 友一、以下日医工)との共同事業である、かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」は、メドピア株式会社が提供する、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」との連携を今春より開始いたします。
連携の取り組み第一弾として、「kakari for Clinic」でオンライン診療を受診した患者さんが、「kakari」アプリ上で、スムーズにオンライン服薬指導を受けることができる「オンライン診療・オンライン服薬指導連携」を実現いたします。これによって、患者さんは、オンラインのみで診療から薬の受け取り手続きまでが可能となります。また本連携に向け、「kakari for Clinic」の新機能を段階的にリリースいたします。

●かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」のサービスサイトはこちら

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当社は “Supporting Doctors, Helping Patients.”をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を中心に事業を展開しております。
2020年9月には、創業来培ってきた知見を基に、地域のクリニックが「かかりつけ医」としての役割を果たすサポートをすることを目的に、「kakari for Clinic」の提供を開始いたしました。「kakari for Clinic」では、クリニックが即時性の高い情報を簡単に発信できる「クリニックPR機能」や、クリニックの受付と患者さんとの双方向のやり取りを効率化する「診療予約機能」・「チャット機能」の提供など、クリニックと患者さんを繋げる機能を実装してまいりました。また、本年1月より、医療機関におけるオンライン診療体制の構築を支援すべく、「オンライン診療機能」を初期費用・月額利用料共に無料でご利用いただけるフリープランの提供を開始しております。

「kakari for Clinic」の姉妹サービスである「kakari」は、「患者さんに『選ばれる』を支援する」をコンセプトに、かかりつけ薬局化支援機能や対人業務支援機能、オンライン服薬指導支援機能を提供しております。kakari加盟薬局からは、患者さんが利用するスマートフォンアプリ「kakari」が、年齢問わず使いやすく患者さんにお勧めしやすいという点において支持を得ていることに加え、処方せん送信数や患者さんから薬局へのメッセージ送信数が飛躍的に増加し、患者さんに「利用されるサービス」として高い評価を受けております。

また、「kakari for Clinic」サービス開始当初より、「kakari」と連携させることで、テクノロジーの力でかかりつけ医療を支援し、医療従事者と患者さんのコミュニケーションを円滑にする「プライマリケアプラットフォーム」(図1)への進化を模索してまいりました。

連携の取り組み第一弾である「オンライン診療・オンライン服薬指導連携」では、クリニックが利用する「kakari for Clinic」システムから、患者さんが希望する薬局の「kakari」薬局システムへ、処方せん情報を直接画像データで連携(※)することができるようになります(処方せんデータ連携機能)。
また、「kakari for Clinic」アプリを利用する患者さんが、スムーズにオンライン服薬指導を受けることができるよう、「kakari」アプリをお持ちでない方が「kakari」アプリを新たにインストールした場合に、基本情報の入力や薬局情報の登録をしなくても、簡単に「kakari」アプリの利用を開始することができます(アプリ連携機能)。

なお、本連携の開始に先駆け、「kakari for Clinic」のオンライン診療支援機能を段階的に強化してまいります。非対面での決済を可能とする決済機能のリリースを2月中旬に、保険証情報や領収書・診療報酬明細書のデータ送付をより簡単に行える「保険証画像登録機能」、「領収書・診療報酬明細書添付機能」を順次リリースする予定です。

今後も、かかりつけクリニック・薬局間で求められる様々な連携を支援すべく、両サービスの連携機能を強化し、患者さんとクリニック・薬局を包括的に繋ぐことで、診療から服薬中のフォローアップまでをサポートしてまいります。

※令和2年4月10日発出の「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについて」にて、時限的な措置としてクリニックから薬局に「0410対応」と明記の上ファクシミリ・メール・アプリケーション等で連携された処方せんについては、薬剤師法第23条~第27条、薬機法第49条における処方せんとみなして調剤等を行える旨が定められています。

(図1)クリニックから薬局まで一気通貫する「プライマリケアプラットフォーム」

 
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【ご参考】新機能のリリース予定

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■かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」について

             
「kakari for Clinic」は、地域に根差したクリニックが、患者さんや家族の日常的な診療や健康管理を担う「かかりつけ医」としての機能を果たす支援を行うサービスです。クリニックと患者さんを繋げ、コミュニケーションを円滑にすべく、以下4つの機能を提供しています。

①クリニックPR機能:地域に根差した即時性の高い情報発信
クリニックのホームページ上で行っていた情報発信を、アプリ経由で患者さんにお知らせすることができます。PUSH通知を伴うお知らせ配信や、混雑情報等を即時配信することも可能で、患者さんへの情報提供とクリニックへの集患をサポートいたします。

②診療予約機能:アプリ・Webから簡単予約
患者さんは、アプリもしくはWeb上で簡単に時間帯ごとの診療予約ができ、待ち時間の短縮や二次感染リスクの削減につながります。予約日時の変更も可能で、予約日前日のリマインド通知がアプリや事前に登録いただいたメールアドレスに届きます。

③チャット機能:クリニック受付でのやり取りを電話からチャットへ
患者さんは、クリニックの受付への問い合わせを電話をせずともアプリのチャット機能で簡単に行うことができます。クリニックと患者さんを双方向で繋ぎ、クリニック受付業務の負担軽減に加え、患者さんにとってより身近なかかりつけ医としての役割を果たすサポートをいたします。
※本チャット機能はクリニックの受付と患者さんを繋ぐものです。

④オンライン診療機能:オンライン診療もアプリで実現
kakari for Clinicのオンライン診療の特徴は、かかりつけアプリの1機能としてオンライン診療が組み込まれている点です。ビデオ通話機能と決済機能(2月中旬リリース)だけでなく、双方向チャット機能やクリニックPR機能の活用で、オンライン診療前の調整や診療後のフォローまで包括的にサポートします。

■かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」について

                     
「kakari」は、「いつもの薬局を、あなたの“かかりつけ薬局“に」をテーマに、患者さんの「かかりつけ化」を支援するサービスです。薬局と患者さんをつなぐ患者さん向けスマートフォンアプリ「kakari」と薬局向けの「kakari薬局システム」から成り、患者さんが薬局をもっと便利で安心してご利用いただけるよう、また薬局が患者さんのリピート(かかりつけ化)につながるよう、以下の機能を提供しています。

①アプリを開くとホーム画面いっぱいに「かかりつけ薬局」を表示
「kakari」は、薬局がかかりつけ薬局となるために、店頭で患者さんに勧めていただくアプリです。患者さんはアプリをダウンロードして、加盟薬局の専用コードを入力するだけ。アプリを開くたびにホーム画面にかかりつけ薬局の情報が表示され、すぐにお薬相談や処方せん送信ができます。

②「服薬フォロー支援」と「お薬相談/CRM」機能で、来局後も患者さんを継続サポート
システムでの事前設定だけで、患者さんへの服薬フォローがアプリを通じて簡単に実施できます。さらに、患者さんはいつでも薬剤師にチャットでお薬相談ができ、調剤後の薬局による継続サポートを実現します。チャット機能は、イベントのお知らせなど、薬局から患者さんにメッセージを送るCRM機能としても利用いただけます。

③「処方せん送信/店頭チェックイン」機能で、待ち時間を短縮
患者さんは病院で処方せんをもらったら、アプリ上でかかりつけ登録をした薬局に簡単に「処方せん送信」をすることができ、薬局での待ち時間を削減できます。また、病院からすぐ近くの門前薬局を利用される場合には「店頭チェックイン」機能で、薬の仕上がり時の連絡をアプリで受け取れます。

④「電子お薬手帳」機能で、服薬情報を一元管理
患者さんはkakariアプリ、加盟薬局はシステムを通じて患者さんの電子お薬手帳情報を確認することが可能となります。さらに本機能は、公益社団法人日本薬剤師会が提供する電子お薬手帳相互閲覧サービス「e薬Link®」とも連携しており、加盟薬局は患者さんの運営主体が異なる電子お薬手帳情報も確認いただくことができます。

⑤「オンライン服薬指導」機能で、オンライン服薬指導から決済まで完結
加盟薬局がシステムを通じてビデオ通話予約をすると、患者さんはkakariアプリを通してオンラインでの服薬指導を受けることが出来ます。kakari決済を利用する加盟薬局では、kakariアプリに請求IDも発行できるため、オンライン服薬指導後の決済もkakari1つで完結させることが出来ます。

【メドピア株式会社の概要】
会社名: メドピア株式会社
所在地: 東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設立: 2004年12月
代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL : https://medpeer.co.jp

【日医工株式会社の概要】
会社名 :日医工株式会社
所在地 :富山県富山市総曲輪1-6-21
設 立 :1965年7月
代表者 :代表取締役社長 田村 友一
事業内容:医薬品、医薬部外品、その他各種薬品の製造販売輸出入等
     循環器官用薬、消化器官用薬、呼吸器官用薬、中枢・末梢神経系用薬他、約1,200品目
URL :https://www.nichiiko.co.jp/

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