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2014.07.10
診断力向上のための人気コンテンツ『症例検討会』が100回を迎える

このたび、メドピア株式会社(東京都渋谷区、代表者:石見 陽)が運営する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer
(メドピア)」の人気コンテンツ『症例検討会(インタラクティブ・ケース・カンファレンス)』において、100回目の『症
例検討会』が完了いたしましたので、お知らせします。

100回目は、江別市立病院が主催したイレウス(腸閉塞)に関する症例をテーマにした検討会で、MedPeer会員医師17名
から投稿(鑑別診断の提出)があり、7月9日、同院主催医より総括が行われ、無事完了いたしました。

『症例検討会』は、最多開催の聖路加国際病院(東京都中央区)をはじめ、全国10の臨床研修指定病院(※)にご協力を
いただいております。また、投稿参加をしたMedPeer会員医師はのべ1,000名以上にのぼり、多くのMedPeer会員医師が
参加し、活発な議論等を行うことにより、より専門性が高いコンテンツが生成されております。

※おもな主催病院(50音順):
飯塚病院、江別市立病院、亀田総合病院、聖路加国際病院、手稲渓仁会病院、虎の門病院、福知山市民病院

当社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションとし、2007 年に医師専用サイト「MedPeer」を開設
しております。MedPeer会員医師は、MedPeer上の『症例検討会』を利用することで、大学・病院や地域を超えた第一線
級の症例検討会への参加や、蓄積されている投稿を精読することができます。

今後もメドピアは、インターネットを利用した医師同士の意見交換等により形成される集合知によって、医療分野の変革
を行うことをビジョンとして、より多くの医師に臨床の現場で活用していただけるサイトを目指してまいります。

■主催病院からのコメント: 聖路加国際病院 血液内科 部長 岡田 定 様
「症例検討会100回記念 おめでとうございます!
『ウェブ上のインタラクティブなケースカンファレンス?』『日本で初めて?』『おもしろそう!』ということで、2010
年5月に第1回の症例検討会を担当させていただいた。『不明熱と高度浮腫の54歳女性』という『血管内リンパ腫』のケー
スである。
続々と鋭い意見が寄せられ、勉強になった。回答者より出題者が勉強になる。その症例検討会がついに100回。よくぞ続
いたと思う。関係者の情熱の賜物である。今後の進化が楽しみである。」

■これまで参加した医師からのコメント(抜粋)
「診断名だけではなくその考察のプロセスを言語化することによって自分自身の診断力が向上していくのが実感できま
す」(50代、放射線科)

「第一線の病院の様々な症例を臨場感を持ってリアルに学ぶことが出来、すばらしい企画であると思います。今後も学ば
せて頂ければと存じます」(50代、一般内科)

「どの施設も教育的に吟味されて出題されているのが分かります。実臨床の臨場感があり勉強になっています」(40代、
総合診療)

「全国の総合診療医を始めとした多くの先生方のご意見をうかがい、自らの意見を交わすことのできる症例検討会は貴重
な勉強の機会です。多くの会員のみなさまにぜひご体感いただきたいと思います」(40代、家庭医療)

■解説| MedPeer『症例検討会(インタラクティブ・ケース・カンファレンス)』
MedPeerで開催される『症例検討会』は、優れた研修プログラムを持つ臨床研修指定病院の協力のもと、大学・病院の垣
根を越えて、7万人以上の全MedPeer会員医師を対象に実施されます。
MedPeer会員医師は診断力向上試しができるとともに、症例検討会を主催する臨床研修指定病院の医師からコメントや、
全国にいる他分野の専門家の意見を習得することで、院内に留まらない幅広い知見を得ることがきるコーナーです。

以下の流れで、MedPeer(インターネット)上で、病院等の垣根を越えた症例検討会が開催されています。

症例検討会の流れ

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