振り返りの前に、実は謝ることがあります。
おめでとうの言葉を頂いた皆様、facebookで「いいね！」を頂いた皆様、大変申し訳ございません！

実は、2013/12/9は弊社の「10周年」ではありませんでした！9周年だったのです…。

facebookではたくさんの方々にいいね！を頂き初の200越えを記録したのに、本当にお恥ずかしい限りです。

前回のブログで「振り返ります」と書きましたので、満9年を経過し、10年目を迎えた気持ちを書いていきたいと思います。

この9年間、本当にたくさんの経験をさせて頂きました。

丁寧すぎて、自分が主体的にやっていることでも「させて頂く」という表現を使うのは個人的に好きではないのですが、社長としての経験で言うと本当にこの仕事を「させて頂いている」と思っています。

会社を臨床・研究の片手間で運営していた初期の3年間は別として、それ以降の経験に関しては、全て多くの人の援助がなければ乗り越えることができなかったと思います。

自分のお給料がでなかったり、一度メンバーに遅配をしてしまったこともありましたが、それ以外に関して言えば、お給料を頂きながら、かつ一般の人が経験をできないような勉強をさせてもらえるとは、この環境に感謝してもしきれないと思っています。

振り返りだすとキリがないのですが、もし「この9年間で一番辛かった体験はなんですか？（こういう場合なぜか人って辛い体験を聞きたがりますよね（笑））」と聞かれたら、やはり「人」のことです。と答えると思います。

この9年間で社内社外を問わず、多くの人々に会いましたが、基本的に人を信用しやすい性格だからか、良いこと悪いこともほとんどが「人」が原因で起きてきた気がします。

信頼していたメンバーからの心無い裏切り、何気ない不誠実さに気づいた日もあります。
そして、私自身が意図せずに他人に迷惑をかけたり、裏切られたと感じさせてしまったこともあります。

走りながら決断を迫られる経営者にとって、常に最善の判断を下し続けるのは本当に難しいことです。

ただ、それを言い訳にして不誠実な対応をしていては多くの人に支えてもらうことはできないと思います。

最善と思われる選択をして、それでも間違ってしまった時には素直に謝る。そして立ち止まらずに次に期待に応えられるように努力する。この繰り返しでしかないし、だからこそ現MedPeerのメンバー、これから出会うメンバーにはコミュニケーションを大事にする良い「人」であることに拘ってほしいし、素直であってほしいと思っています。

来年の10周年記念日には、今よりたくさんのメンバーが増えていて、皆が笑顔で楽しい会合を開けることを期待しています。
（逆に言えば、今回は当日に気づいたこともあり、来年はしっかり準備ができるので良かったのかもしれません。）