コミュニケーション残高
2014.03.01
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この一年間、メンバーへのメッセージとして毎週メンバーに向けて1000字程度のメールを配信しています。
その分、どうしてもブログの更新が滞ってしまうので、社内向けに発信しているメッセージで、外部に配信しても良さそうなものを改変して掲載したいと思います。

今回は、「コミュニケーション残高」について。

私は、ある人とのコミュニケーション残高が多いほど、その人との関係性は深く、仕事はやりやすくなると考えています。
逆に残高が少ないと、なかなか意思疎通が図れずに仕事にも影響が出てしまうと思います。

それでは、コミュニケーション残高とは??

「コミュニケーション残高」



「双方向コミュニケーション量(リアル・チャット)」



「一方向コミュニケーション量(メール)」

×

「重要度・優先度」

です。

それでは、この公式の表していることは何でしょう?

一言で言えば、「双方向コミュニケーションは仕事を円滑に進め、一方向コミュニケーションは逆に進めてしまう」というこです。
そして、その伝えた内容が「重要であって優先度の高いもの」の場合、掛け算として残高の減少量がより大きくなるということです。

だから弊社では、メールで重要もしくは緊急度が高い依頼をする場合、できる限り対面や電話、チャットなど、相手がすぐに気づく方法で追加でコミュニケーションを取ることを推奨しています。

仮に、ある人から「○○さん、メールで送ったあの件、もう終わりましたか?」と聞かれて、その人が「え!まだ見てませんよ…」となった場合、双方が残念な気持ちになるのは間違いないからです。

また、メールでのコミュニケーションで限界がある場合、「この意図はどういうことなんだろう?」と相手側に想像させるのではなく、相手に対面やその他の方法を使って相互の理解に差異がなくなるよう、努力をしてもらうことにしています。

メールは履歴が残る、という意味では便利ですが、うまく使わないと組織内の人間関係を悪化させてしまうのです。

最後に、このコミュニケーション残高がマイナスになってしまうと、プラスに持っていくのが難しいことは想像に難くないと思います。

よく、一度失った信頼を取り戻すのは大変だ、と言われます。
良好なコミュニケーションの積み上げに伴って信頼関係が構築されていくので、この残高について弊社社員には日々意識するようにして欲しいと思っています。

※嬉しいことに、最近チャットツールの導入やその他インフォーマルなコミュニケーションが増えてきているので、コミュニケーションが濃くなってきている実感があります。

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