昨日、ある先生とお話していたのですが、ふと、「きみはイカみたいな人だね〜。」と
どういうことですか？と聞くと、「初対面の時はあまり話さないし、何を考えているのかが分からないけど、お話をしていくとどんどん味わいがでてくる。スルメイカみたいだよね。」とのこと。

このお話を聞いて、私はとても嬉しく思いました。

私は弁が立つほうではないし、社会人としての経験も少なく、自己PRの方法もよくわかりません。営業を始めたころはビジネス書を読んだりはしましたが、どうも画一的で自分には合っていないような…。

そのようなわけで、現在私が気をつけているのは、「等身大でいること、嘘をつかないこと」のみだったりします。虚勢はいずれ後で辛くなるし、嘘も後で辛い思いをします。経営者をやっていると、なぜか「匂う」人がいて、フィーリングが合いそうだと思うと、無理をしないでもそのうち何度も会う機会があったり、と不思議な体験をすることが多くあります。

というわけで、結局多くの初対面の人々には、「なんかパワーが無い人」、と思われているのかなぁ、と推測しているわけです。まぁ無理をしても仕方ないし、常にマイルドを心がけていた臨床医時代の名残でもありますが、実績・持続で勝負するのがこの世界だし、自己PRに関してはこのままでいきたいと考えています。