立ち位置とバランス感覚
2008.01.14
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突然ですが、私は3人兄弟の次男坊です。兄と妹がいて、実家に3人がいたころは毎晩喧嘩をしていました(笑)
ケーキの大きさから、テレビの番組争い、お風呂の順番まで、、今思えば懐かしいです。

兄は兄で機嫌が悪ければ、僕に八つ当たりするし、妹は一番小さいので我儘放題。そして妹の我儘に僕が怒ると、妹は兄を巻き込んで2対1の状況を作り上げます。というと、すごく不幸な家庭生活だったように聞こえますが、私が言いたいのは、この3人という兄弟の中でバランス感覚を磨いたなぁ、と最近しみじみ思うのです。

私は現在、「医師と企業家」「今後の事業計画」に関して、この立ち位置・バランス感覚を意識している状況です。

医師は専門職・職人ですが、非常に狭い世界の中で技術を磨いていく社会。一方企業家は、たくさんの人々に会い、理解・同意を得てプロジェクトを動かしていく必要があります。そして、ご存知の通り、この両者の距離感はかなり離れています。

この両者の中間に立つ、それが企業家としての自分の立ち位置になります。ですから、企業家の顔をして人と会う時は、「医師とは・・・」について語れなければいけないし、医師の顔をして仲間と会う時は、「企業を経営して何をしたいのか」を語れなければならないのです。
それぞれの人々にとって、言葉からして違う印象なので、理解していただくのは大変ですが、それこそが自分の価値ですから仕方がないですね。

次回は、企業家としての「事業計画」におけるバランス感覚の重要性を記載します。

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