事業計画書におけるバランス感覚
2008.01.17
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前回よくよく読み返してみたら、たいそう偉そうなことを書いてしまったので気が引けますが、宣言してしまったので書き留めておきます。

全ての事業には計画が必要で、これは営利法人にしても非営利法人にしても、計画を立て、それに基づいて「人・もの・金・情報」を動かしていくことになるわけです。

自分も今思えば数年前まで事業計画書という名称も知りませんでしたし、医局@人事を始めたころは会社概要というものの存在さえ知りませんでした(笑)怖いもの知らずですが…。

事業計画書におけるバランス感覚、などと書いてしまいましたが、つまりは、「いろいろな立場のいろいろな目で見てもらう必要があるのではないか?」ということです。

見てもらう相手には、
・社内
 -経営陣
・社外
 -友人経営者
 -協業企業
 -会計士
 -銀行家
 -ベンチャーキャピタリスト
 -証券会社

等が挙げられると思いますが、あらゆる立場には独自の視点があるもので、大変勉強になります。って、私の会社もこれからなのですが。。医師の世界も変わっていますが、上記の世界も変わった人が多いので、そこも楽しみの一つです(良い意味です)。

ただ、自分が気をつけているのは、バランス感覚といっても、計画書が上記の方々の意見の最大公約数ではいけない、ということです。当たり前な話と思われるかもしれませんが、自分のように素人からビジネスオーナーになった人間は、とかくいろいろな人々の意見を聞きすぎるようです。
例えば資本政策など、ノウハウも貯まりにくく、各種利害関係者ごとに目指すゴールが違うものについては、その傾向が強いかもしれません。

ここでのバランス感覚とは、上記の方々の意見を集約していくことももちろん大事ですが、メディカル・オブリージュの目標から反れたものになってはいけないな、ということです。
多くの人々の意見、会社の目標、そしてそこから落とし込まれた数値の実現性・妥当性、、、、やることたくさんですし、まさに「走りながら考える」という感じです。

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