良い時は未来と引き算、悪い時は過去と足し算
2009.03.13
カテゴリー:企業・会社経営

最近、内容が難しいと言われることが多いので、ふと思いついた心がけを書いてみます。

ビジネスをしていると普通の生活以上に浮き沈みが多いわけで、当然良い時もあれば悪い時もあります。
最近私が心がけているのが、「良い時は未来と引き算をして、悪い時は過去と足し算をする」ということです。

人間浅ましいもので、良い時ほど過去の自分と比較して「こんなに成長した」「ここまで大きくなれた」などと考えがちです。こうなると、過去の未熟だった自分からの積み上げでしか成長できないので、将来像を大きく持っている人にとっては、結果としてその将来像へは近づけないものです。うまく行っている時ほど、未来=将来像と現在を引き算してみて、「まだこれだけ山がある」「○号目までは来たかな」と考える方が良いと思います。

逆に、悪い時に理想の将来像と比較してしまうと、「こんなに頑張っているのに才能無いのかな」「あと○年でここまではとても無理だ」などと落ち込むのが必至です。このような時は、私は逆に過去と足し算してみて、「はじめに何も無かった時と比べると成長したな」「自分以外の人々の生活に対して責任を負うなんて昔は考えられなかった」などと(小さく(笑))安心するようにしています。

いずれにしてもビジネスに浮き沈みは必死ですし、どんな状況でも「継続」していく為には、自分なりの対処の仕方を身につけていく必要がありますね。

おかげさまでここ数ヶ月は「引き算」をすることが多く、かつ将来像ばかり肥大化するので少し困っている石見でした。

  • カテゴリー:企業・会社経営
Copyright(C) ALL RIGHTS RESERVED , MedPeer, Inc.