MedPeerが日経産業新聞一面トップに掲載されました。
2010.06.28
カテゴリー:Health 2.0

6月23日の日経産業新聞一面トップにMedPeerの記事が紹介されたので、ご報告します。

以下、日経産業新聞より抜粋させていただきます。

< 抜粋ここから>
タイトル: 医師による薬評価サイト

医師専門の交流サイト(SNS)を運営するメドピア(東京・港、石見陽社長)は2010年末までに医師による医療用医薬品の評価サイトを開設する。インターネットを通じて専門家による信頼性の高い薬の口コミ情報を収集。それを分析して製薬会社に提供したり、製薬会社から調査を受託したりする。新薬の開発や後発薬の普及などに役立ててもらう。
医師による薬の評価サイトは初めてという。サイトの投稿・閲覧は医師に限定した会員制で、会費は無料。サイトでは薬の効果や治療満足度、副作用頻度などについて5段階評価を集計し、ダイヤグラムで表示する。医師の寸評も付ける。
~中略~
参加する医師にとっても他の医師の評価を薬の処方の参考にできるなどのメリットが見込める。
仮に重要な副作用情報がある場合は、厚生労働省に報告義務があることを確認した上で、報告後に投稿するよう促す。「なりすまし」などの不正がないよう、会員登録時に医師免許の確認などを厳重にチェックする。
~後略~

< 抜粋終わり>

正確にはMedPeerは、薬評価だけを行うサイトではなく、「一人の医師の疑問は多くの医師の疑問かもしれない」をコンセプトに、医師に対してあらゆる切り口で情報共有の「ネタ」を提供し、現場の医師の診療に役立ててもらうためのプロフェッショナル・ネットワークです。

その中でも、この薬剤評価は、「医師」「製薬会社」「患者」それぞれにとってメリットの多いサービスだと考え、優先的に取り組んでいます。
医師は、この中立性の保たれたサイトでの情報交換で、例えば新薬についてなど、経験の無い状況でも、全国の医師の意見を参考に、患者さんの治療に役立てることができるでしょう。
また、製薬会社は、医師がどのような考えで薬剤を処方し、どのような成果を期待しているのかを知ることができるでしょう。
そして、これらの情報共有を全国レベルで行うことで、治療を受ける患者さんの医療レベルが向上することが期待できます。

今後もMedPeerは、社会貢献と事業化のバランスを取りながら成長していけるモデルを描き続けます。

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