2023.07.04
メドピア、研修医の「プライベートとキャリアの両立」、「働き方の多様性」などの質問に日本神経学会の現役医師が回答するQ&Aコンテンツを「MedPeer」で公開
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下メドピア)は、一般社団法人日本神経学会(東京都文京区 以下、日本神経学会)と共同で研修医のキャリア選択を支援することを目的にしたQ&Aコンテンツを、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」で2023年7月4日(火)に公開いたしました。
「MedPeer」で研修医から事前に受け付けた「プライベートとキャリアの両立」や「働き方の多様性」などの質問に対して、日本神経学会に所属する現役医師が回答しています。
■『研修医向けQ&Aコンテンツ』を公開
メドピアは、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営や医師国家試験 解答&合否予測サービス「みんコレ!」の提供を通じ、医師や医学生のサポートを行ってきました。「みんコレ!」は2年連続で医師国家試験を受験する医学部6年生の9割に利用されており、多くの利用者が医師国家資格取得後に「MedPeer」に医師会員として登録していることから、研修医の方に「MedPeer」を活用いただくことが増えています。
過去に「MedPeer」内で実施した調査によると、臨床研修終了後※1に自身の選択した診療科(標榜科目)を「大きく変更したことはない」医師は“87.9%”となっており、選択した科目で生涯キャリアを形成する医師がほとんどです。
「科目を大きく変えることのできるのは、若いときの1-2年くらいしかないと思う。(40代、リウマチ科 整形外科・スポーツ医学 リハビリテーション科)」「専門を変えたいと思ったのは卒後10年以上たってからで勇気がなかった(50代、一般内科 呼吸器内科)」といったコメントもあることから、臨床研修終了後の診療科選択は医師としてのキャリアを決める上で重要となり、自身の志向や適性を見極めて選択する必要があります。※2
しかしながら、臨床研修では実務の習得が主な目的となるため、キャリアに関しての疑問を十分に解消することが難しいのが実情です。そこで、多くの医師・医学生のサポートを行ってきた「MedPeer」にて研修医のキャリア選択のサポートを実施する意義があると考え、日本神経学会と共同でQ&Aコンテンツを公開しました。
今回の日本神経学会とのコラボレーションを皮切りに、「MedPeer」では今後も医師のキャリア形成をサポートする取り組みを拡充させていく予定です。
※1 医学部卒業後に医師を目指すためには、1年以上の臨床研修が義務付けられている。多くの医師は、2年間の初期臨床研修の後、専門にしたい診療科目を決める。
※2「MedPeer」のFORUM Survey内で会員医師に対して2018年3月26日に調査(有効回答数:3,000)
■「MedPeer」で公開される質問例
プライベート(結婚・出産)とキャリアの両立はできるか
脳神経内科開業医の治療頻度が高い疾患とは
働き方や進路の多様性
脳神経内科としての開業に向いている地域
脳神経内医に求められる能力や向いている人とは
■医師専用コミュニティサイト「MedPeer」とは
URL:https://medpeer.jp/
「MedPeer」は、薬剤の口コミや症例相談など、多様なテーマで医師同士が経験やナレッジが共有されている医師専用のコミュニティサイトで、2023年4月時点の会員数は16万人と国内の約半数の医師に利用いただいています。
また、製薬企業のWeb上での講演会をサポートする「Web講演会」機能の提供などを通じ、医薬品のデジタルマーケティング活動をサポートしています。
さらに、最近では「MedPeer」上の臨床医の治療における意思決定を蓄積した“集合知”である「インサイトデータ」の活用など、医療ビッグデータの一つである「リアルワールドデータ」に関しても取り組みを強化しています。
【メドピア株式会社の概要】https://medpeer.co.jp
会社名: メドピア株式会社(代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士))
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業