2023.10.16
神戸市立医療センター中央市民病院に導入 医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」 処方箋の事前送信で「待ち時間」減、質の高い医療を提供
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である株式会社やくばと(東京都中央区、代表取締役 後藤 直樹、以下やくばと)が提供する医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」は、地方独立行政法人神戸市民病院機構が運営する神戸市立医療センター中央市民病院にて2023年10月16日(月)より運用を開始いたしました。
■「やくばと」導入の背景
神戸市立医療センター中央市民病院は、神戸市の救急医療・高度医療を担う基幹病院です。平成19年に神戸市立医療センター中央市民病院として改称し、平成21年には地域医療支援病院に指定されました。その後、周産期母子医療センターに指定、先端医療センター病院の統合を経て、現在、768床、30を超える診療科を有しています。地域住民の生命と健康を守ることを目的に、高度で総合的な医療を提供し続けています。
神戸市立医療センター中央市民病院では以前より、来院される患者さまに質の高い医療を提供することを目指してきました。そこで、来院~院外薬局での薬の受け取りまで、受診行動全体での「待ち時間」の減少や、密の回避により、患者さまの負担軽減に繋がることを評価され、「やくばと」の導入を決定いただきました。
「やくばと」は、国が薦める医療DXの動向も見据えながら、機能進化を続けると共に、導入医療機関・薬局数の拡大を通して、薬局予約プラットフォームとしての更なる利便性向上に取り組んでまいります。
■「やくばと」の概要
「やくばと」は、薬局での待ち時間削減やかかりつけ化を推進する、処方箋画像事前送信による医療機関起点の薬局予約サービスです。導入医療機関内で患者さまに「やくばと」の案内がされ、患者さまはご自身のスマートフォンを用いて薬局を選択し処方箋画像事前送信を行います。スマートフォンを用いることで、場所を取らない他、SMSによる出来上がり通知を受け取ることができ、従来から設置されている処方箋FAXコーナーが果たしていた機能を、より簡便に使いやすい形で提供します。医療機関を起点にした処方箋画像事前送信サービスとして2022年7月にリリースして以降、導入医療機関数、さらに、導入薬局数も増やしています。
【メドピア株式会社の概要】https://medpeer.co.jp
会社名: メドピア株式会社(代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士))
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer(medpeer.jp)」の運営、その他関連事業
【株式会社やくばとの概要】https://yakubato.jp/
会社名: 株式会社やくばと(メドピア100%子会社)(代表取締役 後藤 直樹)
所在地: 東京都中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア9階
事業内容:医療機関のデジタルトランスフォーメーションの支援