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2019.06.19
first callの「オンライン医療相談」、相談データから見える「働く男女が抱える健康の悩み」を公開!
20代から多い「精神科」の相談、男性から多い「妻」の相談など、男女や年代別で抱える悩みの傾向も明らかに

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である、株式会社Mediplat(東京都中央区、代表取締役 CEO:林 光洋、以下当社)は、企業向けの産業保健支援サービス「first call」として、「オンライン医療相談」「オンライン産業医」「ストレスチェック」を提供しており、2019年5月時点での契約企業数は300社を超えています。
「オンライン医療相談」は、自身や家族の医療・健康に関する悩みをチャットとテレビ電話でいつでも医師に相談ができるサービスであり、従業員の方々が日常的に抱く心身の不調を早期に解決し、健康で働くことをサポートするために提供しています。この度、全導入企業におけるチャット型の医療相談で寄せられた、直近1,000件の相談データを分析した結果を公開いたします。

※first callのチャット型医療相談は、「内科、外科、小児科、産婦人科、精神科、眼科、耳鼻科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、がん診療科、その他」の全12科目で各科の専門医が実名で回答します。

firstcallのロゴ

調査結果のサマリー

・従業員からのオンライン医療相談、相談科目の1位は「内科」、2位は「小児科」、3位は「産婦人科」。女性は「産婦人科」、男性は「整形外科」が多い傾向。
・相談対象について、男女共に「子ども」に関する相談が、「自分」に次いで2位。小児科の相談は、特に子育て世代の30代・40代で増える。
「配偶者」に関する相談は女性よりも男性からの方が頻度が高く、主に「産婦人科」で妻の妊娠に関する相談が多い。
「その他家族(親など)」に関しては「がん診療科」の相談が多く、「職場の人」に関しては「精神科」でメンタルに関する相談が多い。
「整形外科」の相談は男女共に40・50代で増加し、肩や背中、足腰の痛みなどに関する相談が多い。
「精神科」の相談は20代で多く、現在の症状について、病気かどうか、病院に行った方が良いかどうかの相談が多い。

相談科目ランキング

・相談科目の1位は「内科」、2位は「小児科」、3位は「産婦人科」。全科目で満遍なく相談は寄せられており、従業員が抱える医療・健康の悩みは幅広いことも分かった。
・女性は、生理や妊娠など「産婦人科」に関する相談が多い。
・男性は、肩こりや腰痛など「整形外科」に関する相談が多い。

※上位4科目における相談/回答の事例は、後半に記載しています。

first call 医療相談 相談科目ランキング

相談対象ランキング

・男女共に「自分」に関する相談が最も多く7割以上を占めるが、次いで多いのは「子供」に関する相談で2割を占めている。
・男性は、女性に比べて「配偶者」に関する相談が多く、妻の妊娠など産婦人科に関する相談が多く見られた。

first call 医療相談 相談対象ランキング

相談対象別・相談科目の傾向

・「自分」に関する相談は、「内科」が最も多いが、比較的様々な科目で満遍なく寄せられる。
・親や兄弟など「その他家族」に関する相談は、「がん診療科」が多い。「親が抗がん剤が効かなくなり、サプリメントを飲んでいるが効果はあるか?」「医師に〇〇の精密検査入院を勧められているが、癌が疑われているのか?」といった相談が見られた。
・「職場の人」に関しては、「精神科」に関する相談が多い。「部下が、指摘をすると過度に自分を責めて追い込んでしまうが、どう対応すればいいか?」など、精神的に不安定になりがちな職場の部下や同僚との接し方に関する相談が多く見られた。

first call 医療相談 相談対象別・相談科目ランキング

年代別・相談科目の傾向

・「小児科」の相談は、子育て世代の30代・40代で増え、特に30代で小児科は相談科目の1位。
・「産婦人科」の相談は、20代・30代と若い年代ほど多い。女性からは生理に関する不調や違和感、PMS、妊活や妊娠中の疑問や悩みに関する相談が、男性からは妻の妊娠に関する相談が多く見られた。
・「整形外科」の相談は、年代が上がるほど多い。肩こりや腰痛などの慢性的な痛みの対処法に関する相談や、最近生じた痛みの原因や受診要否の相談が多い。
・「精神科」の相談は、20代に多い。「仕事中に異常な眠気に襲われる」「仕事がつらく、毎日眠りも浅く、通勤中に涙が出る」など、精神面から来ている可能性のある自身の症状に関して、病院に行くべきかどうかなど、病院に行く前の相談が多い。

first call 医療相談 年代別・相談科目ランキング

相談/回答の事例

※ランキング上位の相談科目について、相談内容を一部編集し、個人が特定できない範囲で掲載しています。

<1位「内科」の相談/回答例>
相談者:市販のアレルギー薬(薬剤名:〇〇)と市販の頭痛薬(薬剤名:〇〇)は一緒に飲んでも問題ないでしょうか?
医 師:そちらは、基本的には併用して問題のある組み合わせではありませんので、差し支えないと思います。ただ、症状によっては市販薬でも体に悪いことがあるので、何か異常がある場合は受診をお勧めします。

相談者:海外出張から帰国後に毎日、睡眠時間に関係なく、日中に眠たくなり、いきなり意識が途切れたりします。昔も近しいことがありました。インターネットで調べると偏眠かと思いますが、どうでしょうか?
医 師:睡眠時無呼吸症候群が一番に考えられます。肥満や生まれつきの喉の構造によって生じるもので、夜にきちんと睡眠がとれていないことが原因です。出張で体内時計が乱れているかもしれません。一度睡眠外来など受診されることをお勧めします。

相談者:最近1ヶ月、インフルエンザや風邪など、複数体調を崩しました。日頃から免疫力を高めるために、できることはありますでしょうか?
医 師:免疫力を維持するには、日ごろから運動して筋力をつけることが大切です。また、腸の健康も大切ですので、ヨーグルトを毎日摂取されると良いかと思います。

<2位「小児科」の相談/回答例>
相談者:1歳数か月の息子が、嘔吐物のような臭いの便をしました。クリーム色のような色で柔らかめですが、下痢ではないです。何か感染してるのでしょうか?
医 師:何かウイルスに感染しているかもしれません。水分が取れているようであれば、こまめに水分をとって様子を見てください。数日すれば自然に良くなるかと思います。もし今後、嘔吐などが出て水分も取れないようであれば、必ず病院を受診されてください。

相談者:子供が昨日から嘔吐・下痢・腹痛・発熱があり胃腸炎と診断されました。嘔吐は収まってきたのですが、今朝もまだひどい腹痛が続き、ずっと泣き叫んでいます。午後にもう一度受診しますが、胃腸炎以外にも可能性はありますか?また、大学病院の方がいいでしょうか?
医 師:症状からは、胃腸炎以外であれば、虫垂炎、腸閉塞、イレウスなどが考えられるかもしれませんね。まずは今の病院を再度受診して、症状に応じて検査を受け、結果を見て必要であれば大学病院に紹介状を書いてもらうのがいいでしょう。

相談者:生後半年になる息子がいますが、丸2日うんちが出ておりません。このまま便秘だと心配です。どのような処置をすればよいでしょうか?
医 師:まずは綿棒で刺激をされてみてください。綿棒の先端にクリームなどを付け、頭の部分程度をお尻に入れて、「の」の字を書くようにお尻をグリグリ刺激してあげてください。それでも出なければ市販の「イチジク浣腸」などを使ってみるとよいかと思います。

<3位「産婦人科」の相談/回答例>
相談者:この1年くらい、生理が2日で止まってしまい、3日目は微量になります。病気ではないでしょうか?
医 師:お伺いすると確かに量は少ないかと思います。生理の量が非常に少ない場合には、排卵をしていない可能性も考えられます。排卵有無を確認するために、基礎体温も重要な手がかりですので、基礎体温を測った上で産婦人科を受診されることをお勧めします。

相談者:妊娠中の妻が頭痛があり、薬(薬剤名:〇〇)を処方されました。ネットで調べると妊婦投与に対する安全性が確立されていないという内容があったのですがどうでしょうか?
医 師:添付文書を確認しても、妊娠中の内服は可能で安全な薬です。奇形性についても問題ありません。副作用として下痢がありますが、そのような状態になれば薬を中止されたらいいと思います。

相談者:子宮内膜症なのですが、生理の時、ひどい下痢の後にひどい腹痛があります。なぜ、下痢になってしまうのでしょうか?
医 師:一つは排卵前後と生理前にエストロゲンが上昇すれば、下痢が起こります。また月経時には月経血が子宮内から腹腔内に逆流して腹膜刺激症状を引き起こし下痢となります。 これは月経量が多ければ、お腹に逆流する血液量も増えて、下痢はきつくなります。 現在妊娠を希望されなければ、低用量ピルまたは超低用量ピルを内服されると、月経量も激減しますので下痢もなくなると思います。

<4位「整形外科」の相談/回答例>
相談者:側弯症の症状があり、治療したいのですが、どこで受診すればいいか?また、手術の場合どのくらいの期間や費用がかかるのでしょうか?
医 師:側弯症は程度によって治療の方針が異なり、側弯の角度が強い場合は手術的治療を行う場合もあります。手術の場合は・・・・・(省略)。受診する整形外科は総合病院で脊椎、とくに側弯を専門としている医師に受診することをお勧めします。保険診療なので、それほど高額にはならないと思われます。

相談者:O脚がひどく、歩くのも辛いです。膝関節が痛いのですが、どうしたらいいでしょうか?
医 師:膝の内側の軟骨がすり減ることによって関節に痛みが起こってO脚になっていく変形性関節症があります。また、人によっては骨自体が少し曲がっていてO脚に見えることもあります。症状が強いみたいですので一度整形外科に受診して診察、検査を受けることをお勧めします。

相談者:先日久しぶりにジムに行き、その日は筋肉痛のような痛みがあったのですが、2週間程経った今も腕を上げる時に痛みがあります。気をつけをした状態で横に腕を上げると痛むのですがどうすれば改善されますか?
医 師:肩に痛みがありますか?腕を上げたときに痛みがでるのはおそらく肩の関節に痛みがあると思われます。基本的には徐々に改善することが期待できますが、症状が継続するようであれば一度整形外科に受診して相談されることをお勧めします。

相談者の属性

first call 医療相談 相談者の属性

「first call」の産業保健支援サービスについて

first call」では、法人向けに以下3つの産業保健支援サービスを提供しています。従業員のメンタルヘルス対策や健康管理をワンストップでサポートすると同時に、オンライン化と管理システムの導入により人事労務担当者の業務負担を軽減いたします。

first call for business

①オンライン医療相談
日常生活における自身や家族の健康上の不安や悩みについて、チャットやテレビ電話でいつでもどこからでも医師に相談ができるサービスです。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目での相談に医師が実名で回答します。

②オンライン産業医
産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託するサービスです。産業医面談をオンラインでも可能とすることで、国内外の支社の従業員など、面談調整が困難であった従業員とも早期に面談が設定できることに加えて、日程調整など人事の業務負担も軽減します。

③ストレスチェック
WEBで簡単に従業員のストレスチェックや、部門やチームなど職場毎のストレス状況を可視化するサービスです。オンライン医療相談の無料オプションとして提供し、オンライン産業医と合わせて導入することで、ストレスチェック後の産業医面談までをオンライン上でワンストップで実施することが可能となります。

<オンライン医療相談の特徴>

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【メドピア株式会社の概要】
会社名 : メドピア株式会社
所在地 : 東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設 立 : 2004年12月
代表者 : 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL : https://medpeer.co.jp

【株式会社Mediplatの概要】
会社名 :株式会社Mediplat(メドピア株式会社子会社)
所在地 :東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設 立 :2015年11月
代表者 :代表取締役 CEO 林 光洋
事業内容:産業保健支援サービス「first call」の運営、ライフログプラットフォーム事業
URL :https://firstcall.md/Home/About

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