2023.11.07
河北総合病院に提供開始 急性期病院向けWeb予約申込システム「やくばと病院予約」
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である、株式会社やくばと(東京都中央区、代表取締役:後藤 直樹、以下やくばと)は、高度急性期医療を担う社会医療法人河北医療財団が運営する河北総合病院(東京都杉並区)へ大病院向けのWeb予約申し込みシステム「やくばと病院予約」の提供を開始しました。
■提供開始の背景
河北総合病院は、ER(救急外来)やICU(集中治療室)の他にCCU(冠状動脈疾患集中治療管理室)、HCU(高度治療室)をはじめとする専門治療のできる機能を有し、心臓血管疾患の救急に対応するとともに、さまざまな救急疾患にも迅速に対応しています。また、地域医療支援病院として、2004年からそれまでの地域連携システムを発展させた「河北医療連携の会(KHC=Kawakita Health-care Collaborations)」を提供し、杉並区のみならず近隣地域の医療機関との連携を推し進め、地域の医療機関から紹介を受けた患者さまを中心に医療を提供しています。
これまで紹介患者さまからの初診予約は主に電話で管理しており、電話が集中する時間帯にはつながりにくい、電話がつながってから情報の聞き取りを開始するため1件当たりの対応時間が長くなる、診療科が複数あるといったことからスタッフのサポートなしで適切な初診予約を行うことが困難なケースが多くありました。患者さま目線では予約が取りにくいという意見があり、病院としても予約申し込みから受診確定までの業務効率に大きな課題を抱えていました。
「やくばと病院予約」では、Web上から24時間いつでも紹介患者さまによる予約申し込みが行えるため、これまでの予約が取りにくいという課題が解消されます。また、病院の運用に合わせた画面設定が可能で、予約に必要な情報を漏れなくかつ簡便に取得することができるようになりました。それに伴い、必要な情報が集まった状態から業務が開始できるため、オペレーション上の課題の解決にもつながります。
こうした点を踏まえ、患者さま、病院双方の課題を解決し、患者満足度の向上、予約業務効率化が実現することから、このたび「やくばと病院予約」を導入いただきました。
やくばとでは、今後も“予約”を通じて医療機関のDX支援を推進していきます。
■「やくばと病院予約」とは
やくばとが提供する、高度急性期医療を担う大病院の初診予約申し込みを、24時間365日Web上で可能にするシステムです。
高度急性期病院の初診予約は、これまで電話・FAXでの受付が中心で、受付方法、時間が限定されていたことで生じていた課題を、Web申し込みを併用することで解決します。
既存の受付方法と併用できる点や、診療科が細分化されている大病院の予約実態に合わせた細かな設計で、高度急性期医療を担う大病院の予約業務に最適化している点が特徴です。
<やくばと関連動画>
いま日本で医療DXが必要な2つの理由まるわかり!|課題と未来
https://www.youtube.com/watch?v=r6Og_tSltD8
【メドピア株式会社 概要】https://fitsplus.co.jp/
会社名: メドピア株式会社 / 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer(medpeer.jp)」運営、その他関連事業
【株式会社やくばと 概要】https://yakubato.jp/
会社名: 株式会社やくばと(メドピア株式会社 連結子会社)/ 代表取締役 後藤 直樹
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
事業内容:医療機関のデジタルトランスフォーメーション支援