2024.10.10
薬局DX支援サービス「kakari」アプリのダウンロード数が100万件を突破
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)は、提供する薬局のDX支援サービス「kakari(https://kakari.medpeer.jp/)」において、スマートフォンアプリのダウンロード数が100万件を突破したことをお知らせします。
アプリダウンロード数100万件突破の背景
近年、薬局が抱える問題は、生産年齢人口減少による薬局を含めた医療の担い手不足、算定要件として各種のDX関連施策を求める診療報酬改定への対応など多岐にわたります。
そうした環境変化の中で、多くの薬局にとって、いかに業務のDXを促進し、処方せん応需の獲得増や対物業務から対人業務への転換を実現するかが重要となっています。
2019年6月よりサービスを開始した「kakari」は、こうした課題の解決に向けた様々な機能を備えることはもちろん、「自薬局専用アプリ」として患者さまにご案内できるといった点から導入薬局数を増やしてきました。
【「かかりつけ化」促進】
最大の特徴である「処方せん送信」機能は、患者さまがアプリを使って処方せん画像を薬局訪問前に送信することで、待合室での待ち時間を削減できます。待ち時間の削減によって患者満足度の最大化につなげ、「かかりつけ化」促進を目指します。
【調剤報酬算定をサポート】
「服薬フォロー支援」「オンライン服薬指導支援」「電子お薬手帳機能」といった機能によって、かかりつけ患者さまとのより密なコミュニケーションが可能になるほか、調剤報酬(服薬管理指導料など)算定の一助にもなります。
【電子版お薬手帳ガイドラインに準拠】
服薬管理指導料の算定要件の中にはお薬手帳が関与する要件があり、電子版お薬手帳を利用する場合に点数を算定する際は、厚生労働省が「電子版お薬手帳ガイドライン」にて必須と定めた機能を備える電子お薬手帳機能を活用する必要があり、「kakari」は必須機能をすべて実装しています。
一方で、患者さまは「kakari」のアプリをダウンロードし、機能を活用することで「薬局での待ち時間が短くて済む」「対面だけでなくオンラインで薬剤師とより手軽にやり取りができる」「処方薬受け取り時だけでなく、その後も服薬指導を受けられる」といったメリットを受けることができます。
「kakari」は、薬局と患者さまの双方の課題を解決する機能によって、順調にダウンロード数を伸ばし、この度100万件を突破いたしました。
■導入薬局「たむら薬局」の声
たむら薬局(東京都練馬区)は、2005年の開業以来、一貫して地元に根ざした薬局経営を実践しています。
kakari導入の決め手は、「自薬局専用のアプリ」として患者に薦められる点だといいます。薬局の待合室で薬剤師が患者さまの相談に乗る姿が日常風景だという同薬局。
「”うちの薬局用のアプリを始めたんです”って言うと、皆さん”凄いわね”って好意的な反応で、調剤をお待ちの間にインストールされます。操作もすごく簡単なので機能などを細かく説明しなくても使ってくださいます」と代表取締役の田村先生は話します。
直近のかかりつけ登録数(2024年9月時点)は2,600名を超えており、まさに薬局業務の基幹となっている様子が窺えます。 高齢の患者さまやお子さまのご家族への登録も促すことで、応需医療機関数の増加ペースがさらに加速。面分業率(外部の医療機関からの処方せんの割合)の大幅改善につながっています。
■「kakari」について
「kakari」は、「いつもの薬局を、あなたの“かかりつけ薬局“に」をテーマに、患者さまの「かかりつけ化」を支援するサービスです。薬局と患者さまをつなぐ患者さま向けスマートフォンアプリ「kakari」と薬局向けの「kakari薬局システム」から成り、患者さまにとっては薬局をもっと便利で安心してご利用いただけるように、薬局にとっては患者さまのリピート(かかりつけ化)につながるよう、以下の機能を提供しています。
●「服薬フォロー支援」と「お薬相談/CRM」機能で、薬局は来局後も患者さまを継続サポート
●「処方せん送信/店頭チェックイン」機能で、患者さまの待ち時間を短縮
●「電子お薬手帳」機能で、服薬情報を一元管理
●「オンライン服薬指導」機能で、オンライン服薬指導から決済まで完結
【メドピア株式会社 概要】https://medpeer.co.jp
社名/代表:メドピア株式会社 / 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
所在地 :東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア8階
事業内容 :医師専用コミュニティサイト「MedPeer(medpeer.jp)」運営、その他関連事業