医師の評価法についての一案
2007.01.03
カテゴリー:Next Doctors関係

だいぶ前から「日本医療機能評価機構」という病院の評価機関が話題になっていましたが、最近、
評価を受ける病院の数が伸び悩んでいるようです。

 

それはそれとして、今後の流れとしては医師個人個人の評価が行われるようになると考えています。

私は個人的には、「自分たち医師を評価して選別・淘汰する前に、
まずは選別に足るだけの医師数増加&ベッド数減少を!」
という考えを持っていますが、サービスを受ける国民側の感情を考えると、医師の評価は時代の趨勢という気がします。

そしてその医師評価について自分の考えている案があります。それは、

?医師同士による相互評価

?患者さんによる医師評価

?医療スタッフによる医師評価

?その他(ある特定の評価基準:症例数など)

という多角的評価を行う、というものです。

 

いろいろな人と話していて思ったのですが、医療のニーズは自分達の置かれている状況によって異なるようです。つまり、
重病・瀕死の時には「コミュニケーション能力」など関係なく、腕さえ良ければ納得するわけです。しかしながら、
風邪などの軽い病気の時には、いかに話を聞いてくれるか、安心させてくれるか、という「コミュニケーション」
の部分を重視されているようです。

そう考えてみると、医師の中でも?では評価は高そうだけど、?と?ではちょっと、という人がいれば、
?だけ突出している人もいます。医療はサービスであり、顧客満足を第一義に考えるのであれば、
そのどちらも正しいことになります。

 

将来この「医師評価」にNext Doctorsを使いたい、という方が現れるかもしれませんね。。。

 

自分は何より、医師評価が行きすぎて、医師がどんどん減り、残った名医に皆が殺到する、、
という笑えない事態にならないことを祈りますが・・・。

 


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