過去の懺悔話
2007.02.08
カテゴリー:独り言

あれは研修医2年目の頃でした。

自分は当直先の病院を朝出発し、大学病院への道を急いでいました。当時は完全なぺーぺーですから、早めに出勤して、
患者さんの体調を確認して、朝のミーティングで今後の方針について上司に説明しなくてはなりません。

「間に合わないなぁ」

そんなことを考えながら新宿駅の地下を歩いていると、エスカレーターの下に人混みが…。

余裕は無かったのですが何気なく覗き見ると、中年の男性が胸を抑えて仰向けに倒れていました。

自分と同時くらいに救急隊は到着していたのですが、仮に心筋梗塞だとすると不整脈・心停止の危険があります。
当時はAED(除細動機)なんてなかったのですから、自分が少しでも声をかけ、状況を把握するべきでした。
(仮に何もできない研修医でも)

当時の自分は、何より病院へ急いでいたのと、研修医なのに仮に何もできなかったら恥ずかしい、という両方の思いから、
「救急隊も来たし」というエクスキューズで関わりを避けたのです。

 

本当に恥ずかしい体験です。あれ以降、些細なことでも具合の悪そうな方がいたら声をかけるようにしています。

あの方がどうなったのか、今となっては知る由もありませんが、同様の体験がある度、あの日のことを思い出します。
そして、今後は二度と同じ間違いはしないと肝に銘じています。

今回は日記風になってしまいました。

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