医師の職業病
2006.03.11
カテゴリー:独り言

昨日は、昨年1社上場させ、来年を目標にさらにもう1社上場を目指されているIT企業を訪問してきました。

弊社の事業内容をご説明し、いろいろなご意見を頂いたのですが、やはり上場を経験されているため、様々な「ナマ」のアドバイスが非常に役立ちました。

曰く、

「上場は入学試験。入学するまではいろいろな事に気をつけなさいよ。」

弊社は今のところは上場を目指しているわけではなく、仮に上場を目指した場合の様々な弊害もしっかり考えなければいけませんが、選択肢をたくさん持つことは必要ですので、大変参考になりました。

また、医師は若い頃からご年輩の方々を相手に、時には厳しい助言もしなければならないため、「軽く見られない」ということが必要です。

そのため、自分は医師になってから、ゆっくりと落ち着いて話すことを意識していました。

ある時に起業家セミナーで「もっと迫力を持って、熱く夢を語らなきゃダメですよ!!」と言われたのですが、医師の職業病みたいなもので、通常は冷静に話すことを求められている自分には厳しい要求だな、と感じていました。

でも、今回この社長さんにお会いして、「あなたの目指している市場は非常にニッチで、ある意味参入障壁が高いから、今みたいにあまりガツガツしてない感じが丁度いいのかもね。」と言っていただいて、とても嬉しかったです!

今後も様々な出会い、大事にしたいです。

  • カテゴリー:独り言
Copyright(C) ALL RIGHTS RESERVED , MedPeer, Inc.