先週の木曜日は、祭日でしたがMedPeerスタッフ全員に集まってもらい、1Qの振り返りをしました。
当社は9月が決算期なのですが、この三ヶ月は（も）あっという間に過ぎ、新年を迎えるにあたり、自分自身にとっても、おそらくメンバーにとっても振り返りの良い機会だったのではないかと思います。

夜の忘年会では、各自が自分にとってのMedPeerというものを、結構熱く語ってくれていたのがとても印象的でした。

2007年の1月に、現在も重要な提携先である企業の方々と、立ち上げメンバー全員で汐留のヴィラ・フォンテーヌで合宿をしたことを思い出します。

当時は、今振り返るとまだまだ決意が甘かったと思うのですが、メンバーの一人から、もうNext Doctors（MedPeerの前名称）は石見さん一人のものではない、しかしながら、船長はあなたが務めるべきだ、と言われました。一人で言い始めた「医師を救うためのネットワーク」という曖昧なコンセプトが、多くの人々と交わい、議論し、深め合っていくうちにNext Doctorsへと結実し、船出まで漕ぎ着けたこと、これは一つの財産だと思っています。

天の時、地の利、人の和、と言いますが、まさに天の時があったからこそ、ある程度のユーザに支持され、このようなサービスがなかったこと、そして多くの人の出会い・サポートに恵まれたことが現在まで事業を続けられた理由でしょう。

経営者としてはまだまだ鍛錬が足りず、スキルも、経験もありませんが、「その判断はMedPeerにとって正しいのか？」を基準にスピードを意識して決断を繰り返していると、不思議と迷いは無く、的確な判断力が身についていくような気がしています。今年も多くの壁が立ちはだかりましたが、一つ一つ丁寧に乗り越えていくと、ほんの少しですが成長があり、それがまた次の挑戦に結びついていますし、多くのメンバーとこのような成長の過程を共有していきたいと思っています。

明日は株主総会で、新たな経営陣を迎えたり、新年には早速大きな提携が決まりそうですので、しっかりと準備をしていきたいと思います。

ちょっと感傷的なエントリーになりましたが、年末なので^^;