座学と実学
2011.02.21
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以前に「座学と実学」についてはエントリーした気がしていましたが、検索で出てこないので、久しぶりにエントリーします。

定義上は、

「座学」:座学とは「座って学ぶ」と書くとおり、教室で席につき、書籍を読んだり、先生の話しを聞くだけというスタイルの授業のこと。一般的に“講義”と呼ばれるものが、これにあたる。実際に何かを作り出したり、実験やディスカッションをするタイプの授業との対として取り上げられることも多い。
http://zokugo-dict.com/11sa/zagaku.htm
「実学」:空理空論でない実践・実理の学のこと。実際生活に役立つ学問のこと。工学・医学・農学・法律学・経営学などを指すことが多い。
from wikipedia

とのことです。

ふと気づいたのですが、「医学」は実学である一方、実は医師には「座学」が得意な人が多いのではないでしょうか?

特に先入観は無いつもりですが、医師になるには講義を聞き、理解し、最難関と言われる受験戦争を突破しなければなりません。最近は減っているのかもしれませんが、受験での順位が上位であるがゆえに医学部を志望する、という人もいると思います。
その結果として、「座学」の得意な医師が増える、ということになります。

医療の現場では、まさに起きている事象から、情報を収集し、原因を分析し、対処していくわけで、実学的なセンスは必須ですから、座学のみに偏向しているタイプの人では臨床現場は厳しいかもしれません。

この座学と、実学のバランスが上手く取れている人が、優れた臨床医になっていくのではないかと思います。

今回、なぜ座学と実学を改めて対比してみようと思ったかというと、先日MBAホルダーの人と話す機会があり、起業家の世界は実学寄りであり、MBAなどの世界は座学だな、と改めて思ったからです。

どちらが良いとか悪いとかではないのですが、ベンチャー企業を経営していると、問題が起きたら継ぎ接ぎでも良いから対処法を考え、段々と形を整えていく(しかない)のに対し、MBA的思考では、全てを熟慮・整理の上物事を進めていく、という感覚があります。

起業家はスピード感はあるかもしれませんが、その分守りが弱く、MBA的アプローチは万全さを求めるがゆえに、石橋を叩いた上に渡らない、ということも多いかと。

日本の国民性的には後者が優勢で(これは医師も同じ)、Health 2.0でアメリカのベンチャーの状況を見てきた実感としてはアメリカは前者が元気ですね。

それだけの新陳代謝を国家全体として回していける&成功しなかった起業家に次のチャンスがある状況は、見習っても良いと思います。

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