経営顧問
海老根 智仁
代表取締役社長
石見 陽

経営顧問 海老根 智仁

1992年4月、株式会社大広に入社。同社退職後、財団法人社会経済生産性本部において経営コンサルタントの認定を受け、

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1999年9月に株式会社オプトに入社。2001年に代表取締役COO、2006年に代表取締役CEO、2008年には代表取締役社長CEOに就任。2009年に取締役会長に就任し、2013年に退任。2010年3月、株式会社モブキャストの取締役に就任し、2014年4月に同社取締役経営企画室最高顧問、2014年7月には同社取締役社長室最高顧問に就任(現任)。2014年3月、株式会社レジェンド・パートナーズの代表取締役会長に就任し、2015年9月には同社取締役会長に就任(現任)。2016年5月に当社経営顧問に就任。
産能大学大学院経営情報学研究科(MBA課程)卒、中小企業診断士。デジタルハリウッド大学大学院教授。ビジネス・ブレークスルー大学非常勤講師。
著者に「会社を替えても、あなたは変わらない」(光文社出版 2008年)、「Webマーケティングコンサルタント養成講座」(翔泳社 2008年)、「モバイルマーケティングコンサルタント養成講座」(翔泳社 2010年)、他学会・講演活動多数。

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海老根氏には、長年の創業経営者としてのご経験から主に組織開発の面でアドバイスをいただいています。2016年5月にはメドピアの経営顧問に就任いただき、6月にはメンバーの行動指針となる「クレド」を制定するための合宿も開催していただきました。石見との対談で、2人の出会いから合宿開催の背景、そして海老根氏から見たメドピアについてもお話いただきました。

お2人の出会いのきっかけは?

「医療×ITの会社でしかも医者が社長だと知り、石見さんとメドピアに興味をもった」

海老根ある人と話していたときに、何人か知っている経営者の名前を挙げてもらったのですが、その中で石見さんの名前が出てきました。それで会社を調べてみたら「医療×IT」の会社で、しかも医者が社長をやってるっていうので興味を持ち、会わせてくれとお願いしました。その時聞いた中で、唯一会いたいと思ったのが石見さんでした。

石見それで最初はランチをしたんですよね。その共通の知り合いから「海老根さんという人がいて、石見さんに会いたいと言ってます」というのを聞いたのですが、もちろん海老根さんのことは知っていたので「ぜひぜひ」とお答えしました。

海老根初めて昼飯を食べたときには、仕事のことも聞くべきだったけど聞かずに終わって。ただその時にご飯の話をしていたら、お互い食事好きなことがわかったので、「じゃあ今度寿司に行こう」と。それで次に寿司屋に行ったときに、僕が自分の経験を色々話したら、意気投合しましたね。

石見はじめは海老根さんが、コースターとかそこらへんにある紙を使って、勢いよく色々書き始めるんですよ。

海老根そうそう。紙も使いながら石見さんがその時に感じている課題を聞きだして、それに僕が「こうだよ、ああだよ」って答えていくんです。俺からすれば全部「あるあるある!」みたいなことなんですよ。そこから、そういう食事会はもう1年くらい続けてますね。

石見そうですね。2・3ヶ月に1回くらいのペースでお会いして相談に乗っていただいています。

初めのお互いの印象はどうだったのでしょうか?

「吸収力が高い、だから伸びそう、しかも頭がいい」

海老根石見さんの最初の印象は、まずは「頭がいいな」ということでした。あとは加えて、「冷静に判断できるな」、「経営者として伸びるな」ということ。僕は、伸びるなと思う人と付き合うのが主義です。そしてそこは、学習意欲が高いとか伸びようとする自分を持っている、というようなところで見ます。あんまり自分の殻にこもっていたり、意思が強すぎるというのは伸びづらいので。その点石見さんは、「吸収力が高い、だから伸びそう、しかも頭がいい」と感じた。さらに実態は医者っていうのがいいなと思いました。

石見スタートがビジネスパーソンではないから、そりゃあ当然伸びしろはありますよ(笑)。 私は、初めて海老根さんにお会いしたときは「こえ~」って感じでしたよ。何で怒ってるんだろう、何でそんな威嚇するんですか?みたいな(笑)。

海老根愛があるからしょうがない。だから愛ゆえに怒っちゃうのです。

石見いやいや、まだ話してもなかった状態から怒ってましたから。

海老根(愛があるというのは)そもそも、可能性のある社長と可能性のある会社じゃないと会いたいと思わないから。通常、会いたいと思う人には必ず自分から会いたいって言って会いに行きます。電話でもFacebookでも人伝手でも。社長に興味があって会社に興味があるという2つの条件が揃うと会いに行く。

そこから海老根さんにはどういうサポートをしていただいてきたのでしょうか?

「同じ創業経営者として、ファウンダーにしか分からない相談に乗っていただいています」

石見今回(2016年5月に)3人に経営顧問をお願いした中で、海老根さんは唯一の創業経営者です。やっぱりファウンダーじゃないと分からないことはあるので、海老根さんにはそういった社長としての相談に乗っていただいています。そういう意味では、経営顧問3人の方々にはそれぞれ違った役割でサポートいただいていますね。

海老根そう、石見さんは使い方がうまい。他の方々とは全然違う感じで僕のことを使ってる。僕はどちらかというと“隠密系”顧問かも(笑)

石見海老根さんは、特に営業部隊での組織開発等が一番得意な方なので、うちは営業ゴリゴリの会社ではないけれどもやっぱり学ぶことは多いなと思います。表向きでは(2016年の)6月に開催していただいた合宿がありますけど、裏でも私に社長としてアドバイスをしていただいています。そこが隠密系ですかね(笑)。でも、経験のある人に見てもらうというのは、自分の目線を広げる意味でもとても大事だと感じています。

6月に熱海で行った合宿はどういう経緯で開催していただいたのでしょうか?

海老根まず、社内のコンセンサスが重要で、そのためには「経営合宿が重要だし、合宿のファシリテーターは得意だよ」って俺が言ったんだよね。行動規範のようなものが必要だとなったときに、社内での合意を取るためには、都内ではなく離れたところで気分転換がてらに集まって開催することが重要だ。だから「合宿したら?」と提案しました。

「合宿で決めた“クレド”は、価値観が合うかどうかを見るリトマス試験紙になっています」

石見そこでみんなで考えて決めた「クレド(約束)」は大きかったですね。合宿から数ヶ月経った今、1対1で全員と面談をしましたが、結構変わってきています。そういう意味で、あの合宿でつくったクレドは、メンバー1人ひとりと価値観が合うかどうかを見る上でのリトマス試験紙みたいになっているなと思います。

海老根価値観が合うかっていうのはやっぱりすごく大事。理念よりも価値観の合意が必要。

石見合宿の開催にあたっては、海老根さんがすごく細かく指示して準備してくださいました。海老根さんはこう見えてとても細かい方なんです(笑)。

「合宿はみんなの顔が変わった印象だった。でも、まだまだ力を隠してるんじゃないの?と思う」

海老根そう、細かいところまで見てるんだよ俺は(笑)。合宿は何か変わった感じはあったね。終わったときにみんなの顔がすっきりしていた。 でも、当社のメンバーはまだまだ力隠してるんじゃないの?って思う。起爆力がありそうなんだけど、まだ今は静かで。爆発寸前だから、火がついたら一気にいっちゃうんじゃないかと思うけど。「夜明け前が一番暗い」っていう言葉があるけどその意味は、夜が明けると照度が上がって一気に明るくなるってことなんだよね。当社の社内もそんな感じ。

石見なるほど。

海老根これからは、その夜明けのタイミング、社がいけるなっていうタイミングを社長と社員が見逃しちゃいけない。まず最初に社長が気づくべきで、そしたら社員は社長の号令(太鼓)に乗るべき。社長が「朝だー!起きろー!」って言って太鼓をドンドンドンって鳴らし始めるから、そしたら社員は「え、いけるのかな?やっちゃう?」みたいに乗ればいい。当社は今、「もうすぐ太鼓を鳴らすときだ」っていう印象です。

これからのメドピアに期待されることはなんでしょうか?

「やっぱり、健康という側面において本丸な企業がメドピアだと思っている」

海老根今、ヘルスケア系の企業っていくらでも出てきましたけど、「医師」という切り口はあまりない。当社のビジネスは、直接人間の人体に関わるビジネスをITを使ってやっているのと同じで。だから、昨今ヘルスケア企業の方がとかく注目されがちですが、やっぱり健康という側面において本丸な企業が当社なんじゃないですか、と思っているし、手伝っている意味をそこに感じています。
あとは社内的には「家族」という理念を掲げているので、いつまでも家族らしく、何人になっても一致団結を保って欲しいなと思いますよ。朝は一緒に起きる。家族なんだから。そして寝るときも一緒だからときには会社が傾くこともあるけど、また一緒に朝を迎えればいい。「我々は家族である」って当社のOur Valuesは非常に重要です。

石見このインタビューでもそうですが、海老根さんで印象的なのは、メドピアのことを「当社」って言ってくれるんですよ。合宿のときも、「我々は」って言って皆に話しかけてくれて。そうやって当事者として私たちのことを考えてくださっていることは、とてもありがたいと思っています。

海老根愛している会社は、当社っていうでしょ。俺は隣の家に住んで、いつもメドピア家族を支えるおじさんだから(笑)。

石見(笑)。また合宿は開催したいですね。これからもよろしくお願いいたします。

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