「真似」について
2012.12.11
カテゴリー:MedPeer

Imitation Swedish Fish

私が中学生の時、北野武氏の言葉でとても感心した言葉があります。
あくまでも記憶ですが、

北野氏:「昨日テレビで聞いたことを、今日偉そうに皆に講釈したっていいんだよ。きちんと自分の頭で理解していれば、それは自分の言葉になるんだ。」

私を含めて、人はどうしても「オリジナリティ」に拘ると思います。
自分の頭でゼロから考え、系統立てて「自分の」考えを説明しようとします。

北野氏が言っているのは、何か意見があって、その本質を理解できたのであれば、人の意見もどんどん自分の意見として発言して良いということです。

科学や発明の世界にいる人はご存知かと思いますが、多くの発見は既にある事実の寄せ集めであることが多いです。
既にある事実が、ある日突然関連性を持って見えてきて、世紀の発見に繋がるのです。(私は発明したことはありませんが…)

先日、最年少で一部に上場した村上社長の講演を聞く機会がありました。
恐らく数百回聞かれているであろう、「同様のビジネスモデルがあるのに、どうしてリブセンス(村上社長の会社)だけが勝つことができるのか?」との問いかけに、村上社長はこう答えます。

村上社長:「おっしゃられる通り、表面上、私たちと同様のビジネスモデルは山ほどありました。しかし、我々のサイトの裏にある、運用・開発のノウハウは誰にも真似できない。そして、そのノウハウを日々改善していくスピードも真似できない。それらの一つ一つの要素が、結果としては大きな差に繋がっているのではないでしょうか?」

ビジネスの世界では、「どうやらあの市場が美味しいらしい」という理由で新しい市場に参入していく企業が多くあります。
(実際にはそのつもりはないのかもしれませんが、最低でも二匹目のドジョウは狙えるだろう的な…)
しかし、その市場で成功している企業が市場に恵まれているから、という分析のみで参入するのは危険だと思います。

逆に、成功している企業を分析していく中で、どうやったら自社のオリジナリティを出せるのか?徹底的に考え抜いていくことで差別化戦略を生み出していくことは、結果として市場全体に活力が生まれることになりますね。

「真似」をするのであれば、徹底的にその真似する対象を理解すること、肝に銘じたいと思います。

※村上さん、ごめんなさい。だいぶ脚色したかもです(笑)

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