2020年度の振り返り②メドピアグループ3事業の飛躍的な成長
2020.12.04
カテゴリー:企業・会社経営

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▲メドピアグループの事業ポートフォリオ

メドピアグループ3事業とは、上図の通り、「集合知プラットフォーム事業」「プライマリケアプラットフォーム事業」「予防医療プラットフォーム事業」を指します。

集合知プラットフォーム事業
マザーズ上場の推進力となり、現在も収益の大きな割合を占める「集合知プラットフォーム事業(過去は医師集合知サービス)」ですが、COVID-19禍において、更にその重要性が高まってきていることを感じています。単に製薬企業からの情報を医師に提供して終わり、ではなく本当の意味での、医師・製薬企業間のコミュニケーション支援ソリューションに進化させていきたいと思っています。
その前提となるのはやはり、医師に圧倒的に支援されているソーシャルメディアであること。実感値としては医師の中での認知度は高まっているものの、まだまだ深く突き刺さり、医師にとっての必須のサービスになっている実感がありません。欲張りなのかもしれませんが、医師の皆さんに「MedPeerは、結局私たちが支えているし育てているんだよな」と言って頂けるよう精進したいと思っています。

予防医療プラットフォーム事業
次に「予防医療プラットフォーム事業」です。ヘルステック業界に詳しい人はご存知かと思いますが、世界的にも予防医療の領域で成功しているプレイヤーは多くはありません。そのような中で、株式会社フィッツプラスが担う「特定保健指導サービス」、株式会社Mediplatが担う「産業保健支援サービス」はB to B to Cのビジネスとして着実に成果を上げています。従業員の健康管理、いわゆる健康経営に注目が集まる中、リモートワークの浸透も相まって、こちらも時流を捉えたサービスに進化してきています。

経営者として16年の経験を積み、つくづく会社とは組織、すなわち「人」の集合体でしかないことを実感します。その「人」それぞれが成長を実感し、会社の成長とリンクしている状態があってこそ、社会貢献の実現、同時に収益の増加があるのだと思います。その意味では流行り言葉だけの健康経営ではなく、本当の意味で各メンバーの身体的・精神的な健康は経営者として追求していきたいと思っていますし、ヘルステック企業であるからこそ、そのようなサービスを成長させていきたいと思っています。

昨今、健康経営を担う医師たち、すなわち「産業医」は戸惑っていると思います(日本の医師の約7万人が資格を保持しています)。なぜなら、会社側にとってみれば今まで産業医といえば、ある条件を満たすと契約しなければならない義務でしかありませんでした。つまり、従業員の健康を守る、という実効性はそれほど問われなかったわけです。それが、ここ数年で日本社会の捉え方は激変。その結果として、産業医の役割は重みを増し、実効性をもって適切なタイミングで適切な介入をすることが求められるようになりました。企業経営者としての私、医師としての私の両方の目線からすると、例えば復職面談、休職の判断だけをとっても産業医の仕事はとても難易度が高いと思いますし、今後予防医療の場としての「職場」の重みは増す一方でしょう。

株式会社Mediplatが展開する、「ライフログプラットフォーム」も、スギ薬局様を筆頭にパートナー企業とコラボすることで成長を加速させています。代表的なサービスは歩数記録アプリで、いわゆるB to Cのビジネスになります。当社グループ発の一般消費者に直接向けたサービスであり、難易度はそれなりに高い認識でいます。難しい予防医療領域、かつto Cのビジネスモデル、という意味では未知の部分も多く、PDCAをかなり高速に回しながらようやく光が見えてきた状況です。

COVID-19前からアフターデジタル、OMOが騒がれるようになりましたが、いち早くヘルスケア業界で成果を出しつつあるのではないかと思います。まだまだ困難はあると思いますが、このto Cの領域で足場を築くことができれば、当社グループにとってかなり強固な柱になっていくことは間違いないと思っています。その意味では、スギ薬局様、日本経済新聞社様、サツドラホールディングス様とのパートナーシップによるスピーディーな事業展開は、他業界でも参考になるかもしれません(評論家みたいですが…)。

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▲ライフログプラットフォーム事業の成長イメージ

プライマリケアプラットフォーム事業
最後の事業群が「プライマリケアプラットフォーム事業」です。実はまだスタートして2年経過していない事業なのですが、日医工様とのパートナーシップもあり、急速に立ち上がりつつあります。オンライン診療について、賛否両論の議論が続いていますが、我々は今回のCOVID-19禍におけるヘルステック業界の一番の変化は、「医療従事者と患者がオンラインで繋がった」ことだと捉えています。その関係性の変化を支援するツールとして、オンライン診療やオンライン服薬指導があるという捉え方をしています。この新しいツール群が社会に浸透していくにはまだ時間はかかるかもれませんが、我々の提供しているkakari, kakari for Clinicは非常に良い感触を得ていますので、丁寧に、スピード感をもって進めていきたいと思っています。

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▲当社が考えるプライマリケアプラットフォーム構想イメージ

これらの事業群単体でも手応えを掴みつつある中、将来的にはそれぞれが単体でなく絡み合いながら成長していく画が見えてきました。まだまだ出来上がった会社ではないので、「ヘルスケア×社会変革」に興味ある方、お気軽にお声がけください!

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