語るべき人が語る、ということ。
2009.06.05
カテゴリー:企業・会社経営

僕の友人は、ITを利用したソリューションの会社を経営していますが、ある時期から実際の商品の製作・販売まで手がけるようになっていました。

それを始めた時は、正直「なんで?」という気持ちだったのですが、先日彼のブログを読んでいて、ようやく納得がいきました。

彼曰く、ものが売れる、売れないのコンサルティングを行う時には、その理屈の説得力・納得性が大事になり、言葉に重みをつけるのは、実体験・実際の成功体験、これしかない、ということでした。(だいぶ意訳していますが)

つまり、彼は、良い商品を作り、売る、という行為とともに、その商品が売れる前提で、同時に得られるであろう経験値を他の企業へのコンサルティングへ役立てようとしていたのです。

正直に告白すると、僕は人に「ああしたらいい」「こうすればうまくいく」とアドバイスばかりしている人はあまり信用しません。そういう意味では、コンサルティング畑のみを歩いてきた人の言葉をそのまま鵜呑みにすることはありません。

でも、実際に事業を起こし、成功している人の言葉・アドバイス。これ程参考になることはないし、そのノウハウを教えてもらえるのは大変ありがたいですね。

考えてみるともう一人の友人もECサイトで成功し、それを元にコンサルティングをしているし、コンサルタント、というのを一括りで考えるのは誤りだったのだな、と思います。

語るべき人が語る、仮に同じ内容だったとしても、その重みは確実に違うことでしょう。

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