Health 2.0 Asia – Japanから一ヶ月
2015.12.08
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先月のHealth 2.0 Asia – Japanの開催から早くも一ヶ月。とてもたくさんのメディアの方々に取り上げて頂きました。

なんと547名もの方々にご来場頂き、初めての日本での正式な開催としては、Health 2.0のインパクトを皆様に届けることができたのではないかと思います。

当日の様子等々はこちらのリンクからfacebookページで記事をご紹介していますので、是非ご覧ください。

今回、主催企業として気を使ったのはメドピア株式会社としての立ち位置です。

今までもchapterという形でHealth 2.0とは関わってきて、100数十名の会合は開催してきました。しかしながら、今回は日本で初めての正式開催となります。このオープン、スピーディーでイノベーティブなカンファレンスを、様々な先入観なしに感じてほしい。

そして後年、このカンファレンスを契機として日本のヘルステック業界は変わったのだ、と思い返して頂きたい。

その思いから、今回に関しては、プログラム作成やロジスティクスについては責任を持って運営するものの、基本的には自社の宣伝になりがちな部分での露出は避ける形を取りました。

もっと前面に出るべき、という意見も頂きましたし、次回以降は中立性を担保しながらも、自分たちも一プレーヤーとしてプレゼンテーションする機会は設けたいと思いますが、今回は当初意図した結果はある程度達成できたのではないかと思います。

主催者として、オープニングとクロージングの部分で私から来場の皆様へメッセージをお伝えしましたので、今回のエントリーではそのスピーチを思い出しながら、会を終えての所感を振り返りたいと思います。

初日のオープニングトークでは、Health 2.0の特徴として、「スピード感」と「ネットワーキングの機会」を挙げました。このカンファレンスでは、通常のカンファレンスと異なり、時には物足りないと感じるかもしれないくらいの圧倒的なスピード感で情報を一気に発信していきます。そして、もう一つが長めに設けられたコーヒーブレイク、ランチタイムなどの時間に、様々な参加者とのネットワーキングの機会を提供されることも特徴です。

会場の皆様には、この二つを意識して頂き、平日の昼間に参加費用を払ってきて頂くヘルステック業界の明日を創る仲間として、この場を共有することの意義を感じて頂ければ、とお伝えしました。

あっという間に二日間が経過したわけですが、クロージングのスピーチでお話させて頂いた通り、この二つの特徴に戸惑う声も聴く一方で、良いネットワーキングを得ることができたという声や、海外の事例を圧倒的なスピードで吸収することができ、日本の置かれている立ち位置を把握することができた、などととても嬉しいフィードバックを頂くことができました。

期せずして、PatientsLikeMeのRishi氏とHealth 2.0のMatthew氏は「Journey」という言葉を使っていたのですが、このHealth 2.0 Asia – Japanにより、日本のヘルステックはまさに長い「Journey」の始まりを迎えたのだ、という気がしました。

困難もたくさんあると思いますが、マイナンバー制度やそれに紐づく個人情報の利用の在り方について検討が進むなど、日本のヘルステック業界はようやく日の出を迎えつつあります。

次回開催するHealth 2.0 Asia – Japanでは、弊社をはじめとしてよりたくさんの企業の躍動を目の当たりにし、より多くの皆様を迎えることができていることを信じて、これからも事業を発展させていきたいと思います。

引き続き皆様のご指導・ご支援をよろしくお願い致します!

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