2015.06.06
「世界一受けたい授業」で発表した 『医師7万人のアンケートでわかる!お医者さんのベストチョイス 第2弾』 番組内では放送されなかったアンケート結果全体を一挙公開!
梅雨の時期に気をつけた方がいい病気は? HPでわかる良い病院の見分け方は?
健康診断で見つかりにくい危険な病気は? 風邪っぽいと思ったら医師はどうする?
医師は自身なら余命宣告を希望する?
2015年6月6日(土)に放送された日本テレビの人気番組『世界一受けたい授業』において、当社代表取締役社長の石見 陽(いわみ よう)が講師として出演いたしました。
前回2015年3月の出演に続き、当社が運営する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」に参加する7万人の医師ネットワークに特別アンケート調査を実施し、そこで集めた医師の”生の声”をもとに、石見が授業を行いました。
番組内では放送されなかったランキング結果の詳細や、医師から寄せられた具体的なコメントを公開いたします。
※番組冒頭で紹介された過去調査「医師が最も好きな医療マンガは?」の結果詳細はこちら
https://press.medpeer.co.jp/press/wp-content/uploads/2014/05/Posting_121128.pdf
※前回(2015年3月7日)出演時に発表した医師アンケート調査結果はこちら
https://medpeer.co.jp/press/?p=2148
【Q1】梅雨の時期に気をつけた方がいい病気は?
1位 食中毒
・食材や総菜の買い置きをよくする方は注意。(50代、循環器外科、男性)
・自炊する、野菜や生ものをよく食べる、食品の温度や衛生状態にあまり気を遣っていない人は、梅雨の時期だけでも注意した方が良いと思います。子供・高齢者などは食中毒で下痢や嘔吐が続くと容易に脱水となり、最悪の場合命に関わるため軽視しない方がよい病気です。(30代、一般内科、女性)
・もともと睡眠不足や過労で疲れている人だと少しの菌でも症状が重くなりやすい。(40代、一般内科、女性)
・今ジャーサラダが流行っているが、食中毒の危険があるため危険だと思う。日本は高温多湿で食中毒が起きやすい。特に梅雨時期は湿度も高く、日によっては夏と同じくらい気温も高くなるので気を付けた方が良い。(30代、乳腺・内分泌外科、女性)
・手洗い、消毒の徹底のほかに、加熱が無効な原因菌がいることも再認識する。必要のない長期保存をせず、基本的に早く消費することが大事。(30代、麻酔科、男性)
・予防策は、やはり一番は食事に気をつけることでしょうか。具体的には、生ものの摂取を控える、調理の際に十分に加熱する、調理してから時間の経ったものを食べないなど。細菌型、毒素型の両方に注意が必要です。二番目は手指を清潔にすること。(40代、消化器外科、男性)
2位 うつ病
・日光を見ない生活はセロトニン分泌に影響を与えるので、うつ状態に陥りやすい。特に一人の殻に閉じこもりやすい人がなりやすい。(60代、脳神経外科、男性)
・新入生・新入社員や転勤・異動で環境が変わった人はなりやすい。(40代、循環器内科、男性)
・気圧の変動により頭痛や自律神経系の変動をきたしやすい人は、全身の不調感からうつ病を発症しやすい。(30代、精神科、男性)
・雨季であり気分的に落ち込む。新生活の場合は慣れてきて自分の役割等もはっきりとしたものになる時期、責任感も増大。(30代、循環器内科、男性)
・日内リズムをつくる、きちんと起床する、日光を感じるようにしたほうが良い。(50代、呼吸器内科、男性)
・予防策は、天気の良い日は外にでかける。ストレスを抱え込まずに、誰かに話す。趣味による気分転換。残業をできるだけ控える。等。(30代、精神科、男性)
3位 気管支喘息
・元々喘息を持っている人が、梅雨時や台風の季節に症状が悪化することがあります。(40代、小児科、男性)
・この時期に喘息の人が悪くなる事が多いですね。初めて発症する人も多いです。アレルギー性鼻炎のある人もいますが、いきなりの事もあります。夜間の咳がでたらできるだけ早く専門医に。(50代、呼吸器内科、女性)
・コンクリート住宅や高気密住宅など密閉型住宅に住んでいる人はなりやすい。(50代、耳鼻咽喉科、男性)
・予防には、こまめな掃除、布団の乾燥。(40代、小児科、女性)
・対策としては、規則正しい生活を送る。咳が止まらない、いつもと違う咳が出るなど気になることがあれば早めに医療機関を受診する。(40代、一般内科、女性)
4位 水虫
・靴、靴下を長時間履く人、生まれつき足に汗をかきやすい人は注意。(40代、循環器外科、男性)
・足の指がくっついているタイプの人はなりやすい。(50代、一般内科、男性)
・悪化しやすい時期。かかりやすいという意味では共有のスリッパを使用する人や銭湯などによく行く人。共有スリッパ、共有マットは菌を持ち帰ってしまいます。菌が付着しても24時間以内に落とせば感染さないと言われていますので、自宅に帰ったら足だけでもすぐに洗い流すのがいいでしょう。(30代、消化器外科、男性)
・対策としては、風通しをよくする、裸足ですごす、5本指の靴下をはく。(50代、一般外科、男性)
5位 夏型過敏性肺炎
・古い日本家屋の、カビ臭い環境の家に住んでいる人、もともとアレルギー体質の人(喘息やアトピー性皮膚炎など)はなりやすい。(40代、脳神経外科、男性)
・空調からのカビや菌が原因で発症することがあります。(30代、呼吸器内科、男性)
・日中働きに出る人より自宅にいる主婦や、喫煙していない人の方がかかりやすいです。(30代、呼吸器内科、女性)
・対策は、梅雨前に掃除(エアコン含め)や梅雨時期には除湿。(30代、産婦人科、女性)
・湿度の高く日当たりの悪い場所、風通りの悪い場所のある家でかかりやすい。対策は、風通りをよくする、畳を張り替える、乾燥機の使用。(30代、循環器内科、男性)
【Q2】はじめて行く病院。ホームページのどこを見れば良い病院だとわかる?
1位 症例数(診療実績)
・自分が診察してほしい疾患の症例数を見る。(40代、消化器内科、男性)
・外科であれば手術数、内科であれば入院患者数などを疾患ごとにホームページでチェックできるところが多いので、それをまずは比較したらよいのではないでしょうか。(30代、呼吸器外科、男性)
・最近では各病院の各々の診療科において担当疾患の治療実績を公開しているので参考にすべきと考えます。(50代、一般内科、男性)
・病院の規模や医師数も大事ですが、実際どれだけ診療しているかは大事な要素だと思います。(30代、呼吸器内科、男性)
・自分自身が、手術でも心臓カテーテルでも内視鏡でも受けるなら、当然症例数、経験年数、実績のある医師にしてもらいたいから。(50代、一般内科、女性)
・ただ数が多いというだけでもダメで一概には言えない部分もありますが、症例数の多さは経験数なのでいろいろなトラブルを回避するノウハウが蓄積しており、安全に手技が受けられる可能性が高いと思います。(30代、皮膚科、男性)
2位 何が得意か明確である
・専門分野の中でも得意分野が何であるか、が明示されており、それに対する信念、実績などが分かりやすく明示されているか。(60代、循環器外科、女性)
・具体的な得意分野と代表的な治療法をチェックする。(40代、産婦人科、女性)
・「何でもかんでもできます」というところより、「うちのココがウリです」というものが明確なほうがよい。(30代、小児科、男性)
・循環器なら虚血性心疾患に強いのか不整脈に強いのか、消化器なら上部消化管・下部消化管・肝胆膵のいずれかに強いなど、明記してあるところは好感が持てる。(30代、代謝・内分泌科、男性)
・病院・医師もすべてに精通・対応しているわけではないので、できるだけミスマッチを防げます。(40代、消化器内科、男性)
3位 常勤医師が十分にいる
・常勤で働く医師が多ければ担当患者数も少なくきめ細やかな医療ができる。(50代、一般内科、男性)
・病床数と比較して常勤医が十分にいるかどうかは重要です。非常勤で水増ししている場合もままありますので。常勤にが十分にいると、迅速で的確な対応が期待できると思います。いくら科の数が多く医師数が多くても非常勤や週1回の外来だけの医師では対応が不十分でしょう。(50代、一般内科、男性)
・医師の不足は、その病院の医療の質に直結します。(40代、消化器外科、男性)
・常勤医の数が多ければ病院経営としても安泰であり医師も満足感を持ってしっかり仕事をしていることが多い。非常勤ばかりで構成されているような病院は職場に問題があったりすると思う。(30代、腎臓内科・透析、女性)
4位 派手な宣伝がない
・あれもやってます、これもやってます、自費診療がやたら多いものは注意。良い病院、流行ってる医療機関は、大々的に宣伝しなくても患者が集まります。(50代、一般内科、女性)
・明らかに「自慢」を前面に出していないか、集患目的と思われそうなコメントがないかをチェックします。(40代、耳鼻咽喉科、男性)
・特にテレビ、雑誌で宣伝しているような病院はよくない。(50代、一般外科、男性)
・ホームページで見分けることは実際には難しいと考えるが、派手な宣伝・誇張した表現のあるところは個人的には避けると思う。(40代、一般外科、男性)
・病院は宣伝して来てもらうのではなく、自然に評判が良くなり患者が増えるのが理想。(50代、整形外科、男性)
5位 医師の経歴
・出身大学と、大学卒業後の勤務歴をチェックする。知的レベルと医師としてどのような教育を受けてきたか、どのような医療を実践しているかがわかり、医師としての技能を推し量ることができる。(50代、麻酔科、男性)
・大病院に勤務中は多くの臨床経験があったのでは、と推測します。もちろんすべてに当てはまることではないですが。(40代、眼科、男性)
・出身大学、経てきた研修病院を見ます。有名な研修病院をへて、その後の経緯をみればわかります。(30代、循環器内科、男性)
・勤務病院、科目、研究歴、経験年数を見る。どこに力を入れているかがわかる。(50代、皮膚科、男性)
【Q3】健康診断で見つかりにくい危険な病気は?
<病気に気づくための対策や予防策>
1位 すい臓がん
・進行するまで症状が無く、一般の健康診断でも早期がんは見つからない。予防としては、過度の飲酒を避ける。(30代、救急医療科、男性)
・健診の項目以外で腹部エコーやCTを追加で検査する。(50代、腎臓内科・透析、男性)
・癌家系だったり、多飲酒だったりする人は、かかりつけ医もしくはかかりつけドックを持ち、一般的な健診ではあまり見てもらえないエコー・腫瘍マーカーなども時々行う。背中~脇腹の不快感があれば特に。(50代、産業医、男性)
・背部中央の違和感が続くようなら、CA19-9を含めて検査する。予防は節酒、バランスの良い食生活。(50代、一般内科、男性)
・飲酒、肥満による糖尿病を避ける、禁煙。(60代、一般内科、男性)
2位 精神疾患(うつ病など)
・不眠や食欲低下に伴って億劫感が出現した時には注意が必要。(50代、精神科、男性)
・ストレスチェックを定期的に実施する。睡眠時間を確保する。(30代、精神科、男性)
・予防としては、残業時間を月30時間以内にする。休みの日は仕事と全く関係のない過ごし方をする。(30代、精神科、男性)
・一般に精神疾患の場合は脳のリズムが乱れてきますので、睡眠・食欲といった脳の基本的な役割が乱れてきます。2~3週間、毎日睡眠や食欲の不調があって、内科的に問題がない場合は精神疾患を疑った方が良いと思います。(50代、精神科、男性)
・精神状態のチェックもしてもらえる健診があると良い。(70代、一般内科、男性)
3位 脳動脈瘤(くも膜下出血など)
・脳ドックでしかわからないので、近親者にくも膜下出血等の既往歴があれば検査を。(30代、脳神経外科、男性)
・未破裂脳動脈瘤は基本的に無症状なので脳ドックしかありません。(30代、脳神経外科、男性)
・通常の健診では脳までの観察はしない。いつもと違う頭痛やめまいを感じたり、親族にくも膜下出血がいればMRI、MRAを受けること。(50代、一般内科、女性)
・脳ドックを定期的に受ける。塩分摂取の制限、定期的な運動などで血圧の管理を行う。(40代、リハビリテーション科、男性)
・高血圧があれば、食生活の見直し。それでも高ければ降圧薬の内服。(30代、形成外科、男性)
4位 胆管がん
・早期発見は極めて困難。エコー専門医でも困難なことが多いが健診でも腹部エコーはすべき。(50代、一般内科、男性)
・総胆管がんは黄疸が出るまで事実上診断ができなので、膵臓がん以上に見つけられないと思います。(50代、神経内科、男性)
・なかなか有効な方法はないと思うが、あえて言えばPETをうける。(40代、麻酔科、男性)
・予防策ははっきりとはわかっていない。たばこをやめる、健康的な食生活をする等。(50代、一般内科、男性)
・印刷業などの職業病の可能性が高いため、発がん性の高いインクなどを使用した経験がある人は、年に一度その専門医の検診を受けた方が良い。それ以外予防策は無いように思う。(50代、消化器外科、男性)
5位 睡眠時無呼吸症候群
・家族などに無呼吸があることを指摘されたら病院を受診するのが大事だと思います。予防としては、太っていれば減量するのが大事だと思います。(30代、呼吸器内科、男性)
・JESSにて自己チェックを行う。ただ、仕事等で長距離/長時間運転せざるをえない方はJESSの点数に関わらず受診し、必要に応じてSASの簡易検査を行うべきだと思われる。(30代、呼吸器内科、女性)
・予防は、肥満に注意する、就寝体位を工夫する。(60代、一般外科、男性)
・周囲にいびきを指摘される、昼間の眠気がキツイなどがあれば受診する。予防は、適正体重に保つようにする。(30代、皮膚科、女性)
【Q4】「風邪っぽい」と思ったら・・・
(1)まずやることは? ※番組では未発表のアンケート結果
1位 十分な睡眠・休息をとる
・休息・栄養・睡眠に勝るものは無い。また風邪は薬では治りません。(30代、救急医療科、男性)
・とにかく休むことです。感冒はウイルス感染症で基本的に治療薬がありませんから、休んで病原体排除にリソースをつかうべきです。(40代、腫瘍外科、男性)
・やはり安静が大事。薬は二の次。(50代、一般外科、男性)
・水分・栄養を十分摂ってから早めに寝る。(50代、形成外科、男性)
・まずは睡眠が大事。全体的な体力の底上げから。(40代、救急医療科、男性)
・暖かくして寝る。風呂は十分に温まれば入っても良い。(風邪のときに入浴してはいけない、は根拠なし)。(30代、消化器内科、男性)
・体を温めるようしっかり布団をかぶって水分をしっかりとって寝る。一番免疫力を高められます。(40代、眼科、男性)
2位 うがいをする
・とにかくうがい励行。風邪っぽい人と接したら即水でうがい。のどが痛いときは、イソジンで念入りにうがい。(40代、循環器内科、女性)
・うがい、手洗いは感染対策の基本です。(60代、心療内科、男性)
・うがい⇒首にタオルを巻き、発汗させる⇒十分に寝る。(40代、呼吸器内科、男性)
・のどの乾燥はよくないので、まずはしっかりうがいをする。(30代、呼吸器内科、男性)
・うがい薬ではなく、水道水を使用しています。水道水で十分です。(30代、一般外科、男性)
・うがい薬があればいいですが、緑茶でうがいするのもお勧めです。(50代、神経内科、男性)
3位 漢方の服用(葛根湯・香蘇散など)
・やや熱めのお湯で、葛根湯2包を内服します。それで足りなければ、1時間後くらいにさらに内服します。たいがい、それでスッキリします。(50代、産婦人科、男性)
・風邪の初期は漢方がいちばん効果あり。(50代、一般内科、男性)
・なかなか休めないのが、実状。症状に合わせて漢方を服用します。(50代、救急医療科、男性)
・手洗い・うがい・乾燥を防ぐのは普段から行って当然です。その上でも風邪っぽく感じた時は、症状に併せて葛根湯・麻黄附子細辛湯・桔梗湯・小柴胡湯などを使い分けて服用します。(40代、循環器内科、男性)
・すぐに常備している葛根湯を飲みます。休むとか寝るとか、仕事の都合上あまりできないです。(30代、脳神経外科、男性)
4位 しっかりした食事
・体力が弱ったときは、しっかりうまいものを食べる。(50代、代謝・内分泌科、男性)
・栄養バランスを考えてビタミンをよく取る。豚肉はよいと思います。(40代、一般内科、男性)
・消化のよい食事、刺激物を避け、満腹を避ける。(40代、一般内科、男性)
・いつもより肉類の多い食事にする。(50代、整形外科、男性)
・特にビタミン、中でもビタミンC。また生卵。(50代、小児科、男性)
5位 体を温める
・体を温めることは、免疫力向上につながる。(50代、循環器外科、男性)
・体があたたまるような飲み物(しょうが紅茶など)を飲んだり、肩こり等に使う直貼り型温熱治療のものをとりあえず使います。帰宅後も症状が続いていれば、あんかけうどんのように、ぱっと作れてあたたまるものを食べ、残っている症状に合わせた漢方薬を使用します。(50代、産業医、女性)
・黒糖生姜茶を飲んでいつもより掛け布団を多くする。(40代、口腔外科、男性)
・入浴して体温を上昇させ、その後体を冷やさないようにして寝る。(50代、腎臓内科・透析、男性)
(2)食べるならどっち? 肉料理 or おかゆ?
おかゆ
・食欲がなければおかゆなどの消化によいものがよいでしょう。(50代、一般外科、男性)
・消化を良くして胃腸の負担を軽減するとともに、体を温められるので。可能なら鶏肉・ねぎ・卵などをちょっと足せると栄養バランスもとれますが。(50代、産業医、女性)
・熱い、お湯っぽいおかゆがいいです。汗もかけるし、すぐにエネルギーになります。(50代、産婦人科、男性)
・その時の体調、食欲にもよりますが、おかゆの方が、食べやすいので。(50代、一般内科、女性)
・肉の場合、消化能力の低下から眠りづらくなることがあります。(40代、小児科、女性)
・栄養をつけることも大事だが、胃腸も弱っていることが多いので、負担少なく。(40代、循環器外科、男性)
・消化器系に負担がかかるものはむしろ体力を消耗する。(50代、脳神経外科、男性)
・食欲にもよる。お腹の風邪ならおかゆ。(50代。代謝・内分泌科、男性)
肉料理
・栄養を摂った方が治りが早いです。(40代、血液内科、女性)
・食べられるなら栄養価の高いものを、受け付けないなら消化の良いおかゆを。(40代、整形外科・スポーツ医学、男性)
・消化器症状がなければ、肉料理でエネルギーをつける。(50代、小児科、男性)
・肉の方が、よりビタミン、アミノ酸、カロリーがあります。(50代、一般外科、男性)
・タンパク質のほうが熱を産生し、ウイルスをやっつける。体を冷やすものはやめましょう。(50代、一般内科、女性)
・食べられる物をしっかり食べることが重要です。(40代、整形外科・スポーツ医学、男性)
【Q5】自身は余命宣告を希望しますか?
希望する
・自分の最後の時間をどう過ごすかは自分自身で決めるべきだと思うから。(30代、整形外科、女性)
・自分の人生をきちんと結末つけたい。(60代、消化器内科、男性)
・先が分からないまま症状や治療への苦痛を味わう方が、死ぬより辛いと思う。(40代、心療内科、男性)
・自分の身辺整理にかけられる時間は知っておきたい。(40代、消化器内科、男性)
・尊厳死協会に入っていますし、普段の診療で死の看取りも行っています。死ぬまでの期間を、わくわくしながら生きたいと思います。(40代、精神科、男性)
・生まれるときは他人(?)まかせ、人生の最後くらい意図的に迎えたい。(50代、麻酔科、男性)
・一応の目安になると思うから。でも、当たらないことも多いので、信じるかどうかは別になる。(40代、麻酔科、女性)
・残りの時間でやっておくべきことを優先順位を決めてやり遂げたいから。でも宣告されなくても余命くらいは想像できるが・・・。(50代、一般内科、男性)
希望しない
・余命のあてにならないことを身をもって知っているからです。(50代、呼吸器内科、男性)
・知らない方が長生きできる。(40代、小児科、男性)
・余命はあくまで参考でしかない。自分でも病気がわかれば大体わかる。(30代、麻酔科、女性)
・気づくとは思うが、希望を持って生きたいから。(50代、一般内科、男性)
・具体的な期間などは確実には宣告できないし意味がない。(50代、一般内科、男性)
・希望を持って生活したい。自分でおおむねわかるので言われたくない。(50代、皮膚科、男性)
・医学では説明出来ないことが多い、日々悔いの無い生き方を努力するのみ。(60代、小児科、男性)
<調査概要>
・調査対象:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」に会員登録をする医師
・調査期間:2015年4月24日(金)~2015年5月1日(金)
・有効回答:1,643名
・回答方法:全て択一選択式
【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用コミュニティサイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jp/へのリンクをお願い致します。
【医師への調査依頼について】
・MedPeer会員医師への調査をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。